人気ブログランキング | 話題のタグを見る

転職も終了して。

友人たちからもお祝いのメールを頂きました。





友人の一人・あきんどは、流石にワタクシの就職先についてよく知っていて、中途採用では考えられないくらいの職場だ、という感想でした。これで、腰を据えて安定していけるし、上も考えられるから良かったではないか、という励ましをくれました。

ありがとうございます。

また、博士は、先日アメリカより帰国していたのですが、ワタクシが転職をし始めて、かな~りへこんでいたのを知っているので、それから十日も経たない内に、ぽーんと決定してしまったので、「あれ??意外と早く決めてしまったなあ」という感想でした。

なるほど。確かにそうだ。

実は、今回に限らず、アルバイトを含め、今までの職探しって、一ヶ月もかかった試しがない。
実際、今回も三週間で完全決定してしまった。

なるほどねぇ。
こう考えてみると、なるほどという言葉以外、見付からないなあ。



今までのは、何とな~く決まってしまった感じがするのだが、今の職場、そして今回見付かった仕事については、かなり違う感覚によって選んでいる。


さて、これを書くと、皆さん「何や??こいつ??宗教めいたヤツやな~」と思われてしまうかもしれない。

しかし、やっぱりあるのよ。

お導き。


ワタクシが、ある「感覚」を覚えたのは、少林寺で乱捕り(※組み手)をやっていた時が初めてだった。

この「感覚」というのは、とにかく言葉では説明しにくいのだが、こういうことです。

つまり。
「相手が何をやりたいのか、全て分かってしまう瞬間」ということ。
それも、自分の中では、誰とも言えないものの自分ではない他人の声というか、自分とは異質の「感覚」から、言葉ではなくて、色んなイメージやら何やらが、自分の中で胸騒ぎすら伴って教えてくれる瞬間なんです。

この「心の声」みたいなものに、素直に従って技を使うと、ワタクシが中学生ゆえ、全く歯が立たない相手に対しても、喩えゆっくり技を使っても決まってしまう。


この「感覚」、皆さんにも経験があるのではないだろうか?
だが、ワタクシの場合、これにはかなりの深い条件がある。

それは。
「自分を相当追い詰めている状態」が必要だと言うこと。
言い換えれば「切羽詰った状態になっていること」ですね。

武道の場合、かなり感覚が研ぎ澄まされているので、年に数回、「神が降臨」して下さるのですが(笑)、人生でそんなり研ぎ澄まされることなど、殆ど無いですからね。



ですが、あの時の問題解決の時。
今でも時々「そうだったよなあ」と感じるのですが、ワタクシに、あの時の「感覚」が蘇りました。

ですから、ワタクシは、計算ではなく、殆ど勘に近い確信によって、ズバズバと決定できたんですよ。結果まで確信できてしまった。

あれは、本当は計算ではないんです。
いきなり直感のようなものが働いて、どうしても「これだ!!」という内なる声には勝てなかったというのが真相です。


今のコープさんの時は、色々と仕事を漁ってはみたものの、どうもピンとこない。
しかし、店内で募集広告を見て、また家でも求人広告を見たら、またまた吸い込まれるようにして入ってしまいました。

で、やはり「ここで良いんだよ」という内なる声があって、それに従って…運を天に任せてなるがままにしてみたんですよ。もうそのときはボロボロでしんどかったし。

でも、本当に貴重な二年間を頂きました。


さて、今回の仕事。
コープさんと、全く同じでした。
丸で吸い寄せられるようにサイトの求人広告を見つけ、それに引き込まれていきました。

二次面接の時、もっと意識してみると、この「感覚」に捕らわれていることがよく分かりました。


ワタクシは、体の半分では「落ちたあ~;;」と思いました。
でも、反対側には、何が何だか分からないけれど、妙に自信と言いますか、確信するエネルギーみたいなものに満ちていて、何だかおかしな感じだったのです。

役員面接の時など、半分以上があの「感覚」で埋められていて、正直、落ちるというイメージで傷ついたけれど、逆に「オマエはここで働くことになっとんねん」という堂々としている感覚が後押ししていました。

だから、心の半分では、何だか落ちる気がしていない。

ですから、合格を聞いても、嬉しい前に、何でこんな感覚によって埋められていたのか、本当に不思議な感じでした。

今でも、「オマエはここに来ることになっとったんぢゃ!」「ここで成功することになっとんぢゃ!」というような、変な確信みたいなものがあったのです。




だからこそ。
今では、やはり「縁」を与えられたのだ、と思います。

だって、大よそ四百社のサイトを調べそれ異常の求人広告を調べて、何も考えられなくなった時に、ポーン!と目の前に差し出されたような気がしたモンなあ(笑)。

そして、受けてみたら、とにかく波長が合い易い。
だから、不埒なことに、心のどこかで、ほんの少し、「あ、受かるよ~」と思えていたのが本当なのです。

コープでは、今でもあの時の声を聞いて良かったと思う。だって波長が合っているんですから。

今回も、納得という面でも違うのではないだろうか、と思っています。

眠い。

by uneyama_shachyuu | 2005-07-07 23:27 | サラリーマン編。