何だか沢山見に来ているなあ!

とあるブログで、「おいおい、そりゃ~アンタの無知からくる勘違いだよ」と書き込んだ。

少々、バカにした書き込みの言葉だとは思うが、あまりにも勘違いされると、警察官たちも可哀想だからだ。

よく、刑事手続は、冤罪という言葉と共に語られる。

しかし、実際の現場を見ると、そもそも冤罪になっているのは、ボケた現場のヤツラのせいであって、大半の警察官、その他の捜査機関は、本当に真面目に捜査し、コツコツと積み上げ、相手がぐうの音が出ないほど、証拠を集めている場合の方が、圧倒的に多いのだ。







前にも書いたと思うんだが(もうね、ワタクシのブログは、一つ一つバカみたいに長いので確かめられない(笑))。

随分昔、ワタクシ、麻取にスカウトされた事がある。
麻取とは、麻薬取締官のこと。

厚生労働省の地方支局に属する捜査官だな~。

麻薬取締官


さて。
スカウトというのは、簡単に言えば、ワタクシの道場に、一人、アンタッチャブルと恐れられた麻取が、先輩にいたのだ。

この方については、ネタの数と品質には全く困らない、最強、最大にして最高の方と言いうるのだが…






し、しかし!
申し訳ねぇっ!!

恐怖したり畏怖したり、反対に抱腹絶倒したり、はたまたドッキリしたり…と面白い事のオンパレードな方なのだが…あまりに凄すぎて、また公開するにも気を使う機密めいた事も多く、ここでは書けない事をお許し願いたい(涙)。



で、話はいきなり飛ぶのだが。
ワタクシや同輩が、全員スカウトされたのです。


…しっかしまあ。
そのスカウトの方法たるや、今から考えても大笑いである。

ワタクシたち(以下『ワ』)「先生、拳銃とか撃てるんですか?!」

先輩(以下『先』「あるある!何でも撃てるで~!)

ワ「そしたら、『ガヴァメント』なんてあるんですか?」

先「あるある!何でもあるで~!」

ワ「そ、そ、そしたら…マグナムとかもあるんですかあ?!」

先「あるある!お前ら、何でも撃たしたるでぇ~!!



…スカウトされて、銃器について最初に訊くというのも、ホンマ、実戦的なことにしか興味がない、ワタクシの道場生の通弊である事も間違い無いのだが、この時、先「おい、最高のスタンガンもあるで♪」などと、とてもお見せできない邪悪な笑顔で、『悪の道』に引き込むスカウトが続いたのは、とても公開できるものではない←しっかり書いているが(笑)。



さて、会話の続き。

ワタクシの仲間は、一人を除き、目が悪かった。
書類を出すにも、視力が問題になろう。

しかし!!

彼の言い分は、こうだった。


「大丈夫大丈夫!オレたちが何とかするから。」


…まさかとは思うが、オッサン、公文書偽造・偽造公文書行使、やっちゃうの??(汗)



まあ、なんだ。
今まで語った事は、彼を見慣れているワタクシたちにとっては、みんな食事前の麦茶程度の事だ(大笑)。



しかし。
ワタクシたちは、聞いてはならない、最も危険なセリフを耳にしてしまう。


先「何しろ、お前らやったら、すぐに役に立つ!!


…このセリフの危険さを説明するには、今までのブログの長さに匹敵する言葉たちを連ねても不可能なのだ(汗)。

要は、この方は、危険と言われる前線でも、自分から最初に突入すると恐れられる男なのだ、という事。



我々は、この言葉を聴いた途端、思考は停止した。
そして、ワタクシが、代表して、訊いたものだ。

「俺ら、一体何の『役』に『すぐ立つ』の??(大汗)」

皆は、少ない知識(強い先入観とも言う)を駆使して考える。

「そういえば、あの人、一番最初にいつも突入して、『犯人どつきまわす』ので全国の麻取で有名なんやろ?」

「確かに、いっつも『ピストルは、あまり役に立たん。やっぱコレ(※握りこぶし)や』て言うもんな。」

「し、しかしだ!相手はどう考えても勝ちゃあ何しても構わんと信じてやまない、この上なく下品な連中やぞ?!ピストルはおろか機関銃くらい出てくるやろ?!」


…忘れもしない。
ワタクシは、つい…こう呟いてしまった。

「『すぐ役に立つ』って…つまり…『弾除け』?!


…全員で、この上なく冷たい汗をかきながらの爆笑と相成った(涙)。






このような人だが。
本当は、いつもいつも、悔しがっていたのだ。

こいつがやっている!間違い無い!
でも…証拠がない!又は少なすぎる!

それで、逮捕できないという悔しい場面ばかりに遭遇するのだ。

しかし、だ。
彼には、本当の意味での誇りがある。

それは。
日本国憲法は、個人の自由と平等、人権を保護するという最大の目的がある、と信じて疑わない事だった。

だから、冤罪もまた犯罪と同じように憎むのだ。


仲間が、こう言った。

「悪い事をしているヤツなら、何をやってでも捕まえなあかんのと違います?!」

彼は、こう言ったのだ。
「それが許されるんやったら、例えば、オマエの彼女をワシが強姦して殺して、お前に罪を擦り付けたとする。それでも、それが許されてしまう世の中になるんやぞ。」

ワタクシは、その意味を心の底から感じて、そしてこの人の覚悟を感じて、畏怖すると共に、真の意味での尊敬を持ったものだ。

彼は、適正手続に基づく実体的真実発見という建前を心の底から信じて疑わないのだ。

強権的な行動で、個人の人権を侵害するのが許される世の中には、決してしないと。


…たとえ。
反抗的なヤクザを手錠をはめたまんま、階段から蹴り落とし、「どおして『落ちちゃった』のかな~??」などとニヤリと笑ったり、名前すら黙秘する悪がきのスネを革靴の先で蹴りつけ、二発目までに『名前から何から全てを自白させ』たり、ワタクシを乱捕り(組手)で転がし、ニヤリと笑いながらキ○○マを踏みつけたりしたとしても(汗)←こ、こ、これ以上は言えないわっ!ワタクシっ!(大笑)



さてさて。
このような信念を持った捜査官は、何もこの人だけに限らない。



ワタクシは、数年前、うちで貸している部屋の家賃を滞納し、その上、うちの母親に怒鳴りつけているバカと乱闘になった。

…しかし、ヤツがワタクシに反抗できるわけもなく(笑)。

後に、連帯保証人の兄貴まで巻き込んで裁判で叩き出してやったのは言うまでもない。うちは、そういうのは日常茶飯事の業務としてやっております(笑)。

これが、腹に据えかねたのだろう。

あのバカ!このワタクシを「暴行」で訴えたのだ。

で。
刑事さんのお世話になった。

しかし。
この刑事さんは、徹頭徹尾、ワタクシにとても親切だった。

事情を聞けば聞くほど、どちらが本当の「罪」を負うべきなのかが分かったし、ワタクシを丸で「被害者」のように扱ってくれたのだ。

彼らは、「一番やりたくない事件のタイプ」と言って憚らなかった。

第一。
本当の悪党ばかり相手にしている彼らにしてみれば、いたって善良な部類のワタクシなど、犯罪者に見えないから。

だから。
調書も、本当に心を尽くして書いてくれたものだった。
「あ、本とか持って来てます?勉強していても構いませんよ~」とまで言われてしまった。取調室で刑法など読んでいたら、大馬鹿者であったのだが(笑)。

呼び出しも、スケジュールをわざわざ聞いて決めてくれたものだった。

…途中、「この日は駄目です。悪党を逮捕しにいく予定が入っているんですよ」と言われた時は、さすがに笑うに笑えなかったが(笑)。



彼らも、先輩と全く同じ事を悔しがっていた。
法律を学んでいる経歴から、逆に質問された程だ。

「検事さんからもよく言われます。『もっと証拠を固めてくれ』って。そないなところまで?!と思うようなところまでですわ。でも、証拠が中々掴めなくて、逮捕できない場合が本当に多いんですわ。『こいつしかいない!』という場合でもねぇ。でも、我々は、冤罪だけはやっちゃいかんのです。そして、私らも家族を守らにゃいけません。」

ワタクシは、やはり心の底から尊敬したなあ。
ワタクシは、公判維持というものが、大変神経を使うという色々な情報を教えたところ、酷く驚きながら聞いて、質問も沢山してきた。彼らには、彼らの現場があるが、法廷は、また別の了見が動いているからなのだ。



この刑事さんとは、近所で起きた変死体発見事件の時に再開したが、大変丁寧な挨拶を受けた。…考えてみれば、変な話だ。かつての被疑者に対して、警察官がにこやかにお辞儀をするというのは(笑)。

それくらい、彼らは、ワタクシにも色々と勉強させてくれた存在でもある。




勿論、警察官にも色々あるだろう。
事実、ワタクシが送検された先の副検事は、条文もろくに知らない、どうしようもないヤツだったしねぇ。
↑あんまり腹が立つから、相手の六法を取り上げて、条文を読み上げてやった。その後、えらい剣幕で怒鳴り散らしていたが、結局ワタクシを起訴はしなかった。したところで、今度は彼らが法務省から睨まれるからである。こんな軽犯罪で起訴するバカがいるか?!とね



この他にも、我が道場には警察関係者も多かった。
…未熟にも、このワタクシが!指導していた事まであったのだ(大汗)。

とはいえ、冤罪が無いとは限らない。ワタクシは、こういう信じられる現場の方々が一人でもいる限り…というより、殆どが職務に誇りを持ち、精励しているのは間違い無いと思うが、そうであるかぎり、ワタクシもまた、信じてみることも必要だと思うな。無条件に…とはいかないけれどね。






警察には、「青島~!」のような人物も、確かにいるようだ。

勿論、あのように好き勝手するわけもないし、M-51を来て歩き回ったりもしないのだが(笑)。

あ。
確かに!雪乃さんやすみれさんは、警察にいたぞ!!(キッパリ)
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-17 18:53 | 時事