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最後の追い上げ

お久しぶりです。

しばらく、ブログの更新ができない状況になっております。
その事情は、5月くらいに明らかに出来ると思います。

さて。
サイト(の原稿)作りも、あと3つとなりました。

今、最初はあまり当てにしなかった、訴訟分野のサイトを作成しております。

…いえね。

「こんなん見て、うち来るか?」という事務所公式サイトをご覧になって、訴訟分野のご依頼が来るんですよねぇ(汗)。

あの内容で来る筈が無いので、やはり、プロのデザインって凄いなあ…と思います。

だって、それしか思い当たる節が無いんですよね(笑)。


ということで、あれだけ仕事になる状況になると、こりゃ作らないと仕方が無いとなりまして、作っているという訳です。


しかしまあ。
世の中に、お客さんに分かって貰おうとしていないサイトの何と多いことか(汗)。

ワタクシが作成した、最初の事務所サイトの内容程度で感心して頂き、うちを選択している方々が(事務所規模を考えても)多くおられる…というだけでも驚きですが、他を見ると、もっと驚いてしまいます。

多分、お金になる高額な訴訟か、企業相手しか考えていないからではないでしょうか?

弁護士さんは、間違いなくそうです。

いや、違うな。

それだけではなく、弁護士さんの普通の市民に対するサイトでも、捜しているんだから見るだろう、見るんだったら、自分が作った内容なら『来る』だろうと思っているとしか考えられない内容(デザイナーさん・評)…というか、自分目線でだけ作られているものが、とっても多いんですね。

で、ワタクシの原稿を見て、デザイナーさんに言われる訳です。


「コンサル、しません?」


…やれやれ(笑)。

今、コンサル業界は、インターネット利用やサイト作りと一体化した、事業向上コンサルティングが主流になりつつあるそうで、もはや、インターネットと切り離すことが不可能な時代になっているんですね。デザイナーさんも、そのような仕事になっていくような気配です。

このようにインターネットと一体化した事業に対応していない先生方は、「仕事が少ない」とぼやく…

でも、実際は、特徴を生かしたサイトでのアピールをきちんとした先生に仕事が偏っているように感じます。

※仕事が少ないと思う先生や、若い先生たちは、年寄りのジジイが、これだけインターネットを利用して、どうやらかなり集客しているみたいだが何故なのか?という点に疑問を持ち、探りを入れてくる人もかなりいるし、中には「雇え!」と高飛車に出てくる先生までいる。


さてさて。
デザイナーさんは、ワタクシやその他の士業業界のサイトは、全くの初めてだったそうです。

※デザイナーさんからの申し出もあり、守秘義務契約まで結んでいる。

で、デザイナーさんが現在の士業さんたちのサイトを何千と見て研究された後、仰っていたのが、先ほどの自分&上から目線の内容ばかりだったのです。

これは、他の業種のサイトを沢山作られてきたデザイナーさんにとっては、士業業界のサイトは極めて奇異に映ったらしいです。

仕事を頂くのに何だか踏ん反り返っているような印象があるようなサイトか、もしくは、知識ばかりをどんどん書き記して細かくなってしまっているサイト(ワタクシたちから見ると実に有難~いサイト(笑))ような「お客さんからどう見えるか?分かって貰えるか?」という視点が抜けた自己満足サイトばかりに見えたそうです。

何故なのか…というデザイナーさんの深い疑問に、ワタクシ、単純に答えました。

これは、本当に単純な答えなんですね。
士業の世界は、面子と格で固まっている世界だから。

つまり、サービス業であると割り切っている人が殆どいないからです。


とはいうものの、ワタクシと、ワタクシの盟友・あきんどに関して言えば、やっぱり業界という垣根を取っ払って見ても、極めて特殊な部類に入るらしい。

根幹となる作業の殆どを自分でやってしまうからです。

「ある意味とっても楽ですけど、ある意味これだけ要求のレベルが高くて緊張する依頼主は、他にはいません」との事(汗)。

しかし、あきんど曰く、「オレらがデザイナーになった方が、結局『早い』やん?」との事。

確かにご尤もだと思いますね。
結局、自分たちが一番業界とお客さんを知っている筈なんですから。

また、お客さんの顔を思い浮かべながら、または想像しながらのサイト作りをマスターしてしまったら、テキトーなデザインや作りをされてしまうと、逆に時間を取られてしまうんですよね。

しかし、世の中のサイト作りは、殆どがこの過程をデザイナーさん任せにしてしまうため、依頼主との間で、長期間、協議を続けてやっと内容が固まり、そこから作られるから、たった一つで一年以上…などという例が殆どなのが実態なのです。

ワタクシたちのように、零細の癖して原作・製作・発表まで2ヶ月(映画か?)などというのは余りにも速過ぎるので、サイト・デザイン業界では異例というより、殆どいないというのは本当なんですね。

※あきんどにも、このデザイナーさんを紹介しました。事前に、「いいですか?あいつを人間やと思ったらあきまへん!好き嫌いは半端ではないし、凄まじいエネルギーと熱量がありますが、どっかがずれたらとんでもない『毒素』が出るヤツですから。そう!そうです!『『これ』は原発や~!原発や~!原発なんや~!』と思って接して下さい!」と言って送り出したところ、あきんどから、「おい、デザイナーさん、えらいビクついて緊張してはったで~?何でや?」というお電話が…理由を話したところ、「失礼な!」と大変お怒りのご様子(笑)。でも、本当なんですよね、この説明(笑)。この件以来、うちに出入りされている営業さんを含め、あきんどは、いつの間にか一同から「原爆男さん」というあだ名が付けられていました。いつの間にか発電所から爆弾にされてしまった訳で、本人に話すと、「おい!こんな『誠実』で『平穏』で『立派な社会人』に向かって、何と失礼な!」…とあくまで自己満足自己評価の上で、またまた大変お怒りのご様子でした(笑)。ちなみに、彼は、戦略を立て、事業を計画し、既に自分でCSSを使いこなして素早くサイトを立ち上げてしまうということまで可能です。そして、ちゃんと利益を上げるんですから、そんじょそこらのコンサルデザイナーでは太刀打ちできません(実際に札束を積んであらゆるノウハウを吐き出させようとする無能で卑劣なコンサルが、大挙して彼の元を訪れる。勿論丁重に叩き出されるのだが(汗))。


この作業も、大きく一段落をつかせたら、ワタクシ、資格取得に没頭します。

ワタクシのサイト作りも、どうやら最後の時を迎えつつあります。


…やれやれ。
ホンマにしんどかったなあ~。

by uneyama_shachyuu | 2009-03-07 19:19 | 司法書士編。