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どアホな金貸したち。

前にお話し致しました、ボケ武富士ですが。

本日、完全勝利致しました。

小額訴訟の期日は、明後日なのですが、朝っぱらからこの期に及んで電話で『話し合いましょう』だと!(嘲笑)

あのままやっていれば、大阪では一度も起こされた事が無いという(簡易裁判所・談)過払い返還請求の小額訴訟という汚点をきらびやかな完全敗訴の文字で記録する事が出来たのに。

最後までいい加減で我侭で、しかも下衆な対応でした。



ところで。


朝日新聞。
貸金業界、借金履歴の改ざん、隠蔽横行 債務整理の壁に
2006年10月22日08時21分
 多額の借金を抱える人が債務整理をしようとしても、貸金業者に正しい取引記録を出してもらえず、壁にぶつかるケースが相次いでいる。大手業者では、数字の改ざんで債務を水増ししたり、記録の一部を隠したりするなどの不正も発覚。利益のために時には、うそもいとわない業界の顧客軽視の体質が透けて見える。

 ●数字書き加え

 「これ、ちょっとおかしいんじゃないの?」

 宮城県内の40代の女性から債務整理の相談を受けていた佐藤靖祥弁護士は、二つの書類を見比べて首をかしげた。

 消費者金融のCFJ(旧ディックファイナンス)が開示した取引記録と、女性の預金通帳の写し。同じ日付の欄は取引記録の借入額が「18万5086円」、通帳の入金額は「8万5086円」。業者側が通帳の数字に「1」を書き加え、借入額を水増しした疑いが濃かった。食い違いは次々と見つかった。

 CFJを問い詰めると、「正しい記録」を出してきた。債務を計算し直すと、取り戻せる過払い金が100万円近く膨らんだ。

 女性は同社に慰謝料を求める裁判を起こした。昨年夏に出された判決は、同社が「貸付額や弁済額を有利に操作した」と、数十カ所の改ざんを認定した。

 不正開示について、同社は03年に社内調査を実施。改ざんは800件を超え、水増しは総額2億円近くにのぼった。ある元社員は「支店の営業ノルマ達成のためにはやらざるを得ない雰囲気があった」と話す。正しい記録を出そうとすると、上司に「こんな金額で決裁がもらえると思うか」と言われたという。

 大量の改ざんは03年初めにアコムでも判明している。CFJが作成した報告書には「アコムから移ってきた幹部が再計算書の操作を指示し、かなりの影響を与えた」と書かれていた。

 ●出し渋り

 昨年1月、奈良県内の会社員の男性がアイフルを提訴。グレーゾーン金利で払いすぎた利息の返還などを求めた。

 男性に債務整理を頼まれた深水麻里弁護士は、同社に取引記録の開示を求めた。書類上は、99年1月にいったん完済し、その後4年間取引がないことになっていた。

 だが、しばらくして男性は「そんなはずはない」と言い出した。02年に親族から借金して200万円を一括返済したことを思い出したという。深水弁護士が男性の自宅の登記簿を調べると、完済日であるはずの99年1月に同社が担保に入れていたことが分かった。不動産担保融資で借り換えて取引が続いていたことは明白だった。

 アイフルを問いただすと、それ以降の記録が出てきた。改めて計算すると、それまで約70万円残っていた元本は消え、逆に約50万円の過払い状態だった。「こちらが決定的証拠を突きつけるまでは、過払いを隠すのか」。裁判で同社は隠蔽(いんぺい)を否定したものの、昨夏に成立した和解には、返還を求めた過払い金を大きく上回る額の支払いが盛り込まれた。

 ●業界覆う隠蔽

 業者が記録の開示を渋るのは、債務整理に伴う損失をできるだけ抑えたいためだ。取引期間が長いほど過払い金の返還額が膨らむため、古い記録を出さない傾向が強い。三洋信販では8月、顧客に訴えられた裁判で提出した書類の大量改ざんが発覚したが、これは社内文書の保存期間を短く偽り、古い記録を隠そうとしたものだった。

 こうした体質は業界を広く覆う。ある大手が00年に作った債務整理への対応手順書は、最新の契約分の記録しか出さないよう指示。別の大手の元役員は「過去3年分しか出すな、と命じたことがある」と打ち明けた。



ディック、顧客債務1億9千万円水増し 記録改ざん
2006年10月22日07時01分
 「ディック」などの名称で店舗展開する米シティグループ系の消費者金融大手CFJで、94~02年に100人を超す社員が顧客に開示する取引記録を改ざんし、債務残高を水増ししていたことが分かった。債務整理で顧客に返す額などを少なくし、貸し倒れ損失を抑えようとしたとみられる。被害を受けた顧客は800人余、水増し額は計2億円弱にのぼり、発覚した貸金業者による不正開示としては最大規模。同社はすでに顧客に実際との差額を返金し、関与した社員を退職処分にしたという。
  


 債務整理では、利息制限法の上限(年15~20%)を超える「グレーゾーン金利」で支払った利息分を残った元本から差し引き、債務残高を計算し直す。グレーゾーン金利での利息は、原則支払い義務がないためで、再計算で残高がマイナスになった場合、その分は「過払い金」として返金を受けられる。多重債務者は長期間の取引の経過を正確に把握できないため、業者に記録の開示を求めるのが一般的だ。

 朝日新聞が入手したCFJの内部資料によると、同社は03年、前身のアイク、ディックファイナンス、ユニマットライフの3社で、94年以降に債務整理で示談した顧客に開示した再計算書を調査。その結果、対象の約10万口座のうち831口座で改ざんを確認した。

 具体的な手口は、借り手の支払額を実際より減らしたり、借入額を増やしたり、といった方法で、再計算後の債務残高を水増ししていた。総額は1億8951万円で、借り手1人当たりの平均は約23万円。

 改ざんは北海道、東北を中心に76支店に及び、社員111人が関与。一部に課長や部長級の幹部の関与もあった。調査時点で在職していた社員は諭旨退職などにした。

 CFJは「調査後ただちに関係当局に報告し、厳正な社内処分も行った。お客様には謝罪し、抜本的な再発防止策を講じた」としている。

 同様の事例としては、03年1月にアコムで575件、9780万円分の取引記録の改ざんが判明。今年8月には三洋信販で、顧客から過払い金返還を求められた56件の訴訟で、社内文書の保存期間を定めた一覧表を改ざんして裁判所に提出し、返還額を抑えようとしていたことが発覚した。







いえね。
これね。

現場にいる人間だったら、相当のん気な大バカ者でない限り、すぐに気が付きます。

というのは。

向こうが送って来る計算書は、相当のん気な大バカ者でない限り、不審を感じざるを得ない場合が多いから(怒)。


上記の例では、CFJが、丸で社員の『勝手な』行為と言わんばかりですが、間違いなくウソです(怒々)!

断言も憚らず。



というのは。
あの計算書を見れば、相当のん気な大バカ者でない限り、会社全体で組織的に不正をしたいと思っているとしか考えられない、とすぐに思えるから(怒り怒り怒り)!




実際。
ウチが依頼人に聞き取り調査をしたたげで、あっさり虚偽記入がばれているのだから。


もうね。
金融庁は、おそらく、国の恥と思っているかも。

最初は、この手の手入れが行われたのは、間違いなく役所同士の縄張り争いが原因だと思われる。

経済産業省と財務省・金融庁との争いと考えて良いのではないかな?


しかし、今は、金融に関する限り、金融庁がやるというコンセンサスが、国中でとられてしまったように見える。

とすると。
後は、思いっきり締め付けを行い、金融庁を恐れさせると言う手で、ガバナンスを行うというのが筋だろう。

したがって、現在のあり様は、よく分かる構造という訳だ。

海外勢が、「大変憂慮」などと言っているが、アメリカも、これに関しては、表立って何も言えない。

何故ならば。
大和銀行の例を考えれば分かるが、あの時、アメリカは、平等なルールを厳格に適用するから信用が得られるが、日本にはその体制は無いと罵っていた。だから、金融庁が出来、アメリカ方式に厳格な取締が行われていると、非難すれば天に唾する二重基準と言われかねない。

そういう点で狙われたのがシティバンクだった。

免許取り上げとは恐れ入ったものだった。
何か裏があるんだろうが、アメリカは、これまた表立って文句は言えなかった。何故なら、当時の竹中大臣のコメントは、『ルール遵守』という事に尽きるが、シティバンクは脇甘く、あるいは日本当局を舐めていたから、この部分で疎かなところを出してしまった。つけ込まれて日本から出て行く羽目に相成った。


これで金融庁は、味をしめたような感じがする。
貸金業者の統制なんて、あれに比べたらなあ~。



だとしたら。




一罰百戒!悪質なケースは、み~~~~~んな免許を取り上げて下さい!
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-31 20:01 | 司法書士編。

訴訟という「ゲーム」??

今、弁護士 灰島秀喜というドラマをやっていますね。

踊るレジェンドスペシャルプロジェクトと銘打って、4作品連続放送、という企画になっている。

…正直、裏番組の「終着駅シリーズ」の方がずっと面白いようにも思えるが(笑)。

こちらフジテレビ / News


さて。
このドラマで、よく聞くセリフが出ていた。

曰く。

「訴訟はゲーム。法律はルール。ゲームには”ルール”がある。弁護士の仕事は、ルールの範囲内で訴訟に勝つ事。法律家を雇った以上、修羅場は覚悟して下さい。」

…なるほど。
ご尤も。

え?
そんなこと、納得しないでほしい、と思います?


でもねぇ、ホンマのことやと思うんですよ。


実際、訴訟がおきたとして、本人訴訟、それも当事者双方が、となると、訴訟は進まない。

それは、何故か?

簡単に言えば、法律論など出てこないし、感情が先に立ち、法廷で必要な主張がまるで出来ないから。


こちらが内容証明郵便を送り、何らかの請求をしたとします。

で。
相手が、全くの素人なのに、その内容証明郵便を真似て送り返してくるという事があります。

それが、本人だったら…

読めたもんじゃありません(汗)。

法的に見て、一体、何を主張したいのか、仮にそれらしきものが書いてあったとしても、何を根拠にして言っているのか、さっぱり分からないからです。

これ、実は、困った事になるのは本人だけなんですよね。

というのも…
「訴訟は、『法律』というルール上で戦うゲーム」なので、法律上、全く役に立たない情報や主張は、単なる『ファール』でしかないことから、訴訟では通用しないからです。




皆さん。
法律家って、どんなイメージなんでしょうか?

正義の味方?
金の亡者?(※つまり儲かっている?)
はたまた、エリート?

確かに、金はともかく、一面的にはどれもそういうところがあるとも言える。
何も、弁護士だけじゃないけれど、ね。


ですが。
最近のワタクシには、こう見える。

思考と行動に偏りの傾向がある人種。



うちの先輩の先生と、こんな話になった。

ある不動産取引でのお話。
相手方に弁護士が付いてきた。
しかし、この弁護士が、とっっっっっっっっても、おかしい…というか、めちゃめちゃ怪しい(汗)。

丁度、最近テレビに出てくる、おかっぱアタマのオタク弁護士と、雰囲気が酷似しているとのこと。

しかし、この弁護士。
勝手に何でも自分で決める。

相手方にとって、有利な条件を契約書に盛り込もうとしても、法律的に意味の無い事例まで持ち出して、勝手に断る。

先輩の先生は、非常に訝しみつつ、こう話しました。

「何であんな先生に頼んだんでしょ?」
…というより、どうして弁護士になれたんだ?との事でした。



ワタクシ、目に浮かぶようで、笑い転げていました(笑)。

しかし、しかしですよ、先輩。
それは、違うんですよ。

ワタクシも、元は司法試験組。
受験予備校のクラスルームが、どんなものだったか?をよく存じ上げております。

だから、その理由がよく分かる。

皆さんは、どう思われるか、分かりませんが、昔の司法試験受験生って、正直、表面的にも人間の内容的にもおかしい人、表面的にも人格的にも普通だが、思考その他に個性や癖がある人が、極めて多いんですよね。

…勿論、ワタクシを含めて、例外なく、ね(笑)。

で、見ただけで「アキバの住人と変わらない人種」も多々いるのが現実だったりしたものです。




え~。
アキバ系も含めて。
皆さん、アタマは、確かに良かった。
でも、あらゆる意味で、思考がドライになりがち。
たとえ、人権派の意見を持っていても、です。

それは、思考において、どうしても制約があるからです。

つまりは、良くも悪くも法的思考と言うヤツです。
これは、弁護士という人種の人格的出発点にもなってしまうのです。




ワタクシは、先輩の先生に、「先生も、あの受験生のクラスで勉強すれば、『どんなヤツがいるか?』がよ~~~~く分かります!アキバ系ってご存知ですよね?ああいうのが、混ざっている確率が、実社会よりはかな~り高くて…」というお話をしていました。

…彼女のお返事は、実に明快。

「ちっっっっっっとも分かりたくない世界です!」

…ご尤も(笑)。

そして、加えてあるお話をしました。

数年前、名古屋高検の検事長が、万引きをしてとっ捕まったという事件がありました。

勿論、事実上のクビになったと思います。

さて。
その当時の、ワタクシたち司法試験受験生の反応。

これは、ほとんど一つだけに集約される。

それは。
「司法試験に合格したのに、勿体無い!それに、こいつ、高検の検事長やろ?!バカやんけ!こんなつまらん『犯罪者』になりおって!」

大体、こんなものだったと思います。


しかし。
弁護士の先生たちの、当時の感想は、図らずも一致していました。

曰く。
「ワタシら、こう思いましたもん。『辛かったんやね~。疲れたよね~』って(しみじみ)。」


…。
これ、どういう意味か、お分かりだろうか?
ワタクシも、聞いてみて、なるほど!と膝を打った。





先ほどの、弁護士の人格的出発点と申し上げました。

実は、ここに戻るんですね。

彼らは、実にドライな思考方法を身に付けます。
それが原因で、一般人には全く分からないコミュニケーションの取り方をします。

つまり。
弁護士は、『人の話は、聞かない』。

この一点に尽きる。


皆さんも、困って相談に行かれれば、よくお分かりになる。
つまり、ですね?

弁護士は、自分が判断する材料としての情報として、必要な事かどうか?を判断し、それが意味の無い事と判断すると、相談者が一生懸命話そうとしても、そういう部分は一切聞かないのです。

多かれ少なかれ…ではなく、表面的に現れる形はどうあれ、ほぼ全員と言っていいほど、話は聞きません。

これは、弁護士にとって、『余計な』話は聞かないと言うことなのです。

誤解せず、注意して聞いて頂きたいんですが、これは、弁護士と依頼人が話してみて、特に感じる感覚のお話です。

弁護士としては、話は聞いているつもりですけど…


一つは、法的思考とは、感情論を極力削ぎ落とした、『理性』の術策になっている事が原因です。

勿論、法的思考といっても、一般人の感情を無視している訳ではなく、一般人を基準とした、『社会通念的な感情』は考慮しますが、具体的感情論は、極力思考から排除する訓練をしてしまうのです。

でなければ、理性を基準とした法律論、理論的な思考が出来なくなるからです。

そこには、常識的な感情は排除されている訳では、勿論ありませんが、個人の具体的な感情は、弁護士の脳が本能的に忌避すると思います。

これが、「弁護士は、冷たい」と思われる、最大の原因ではないかな?

愚痴の一つも聞かない。
…あくまで、これらは全て依頼人側から見た風景であり、感覚です。



まあ、確かに、依頼人にも問題がある。

「せんせい!ちょっと聞いて下さいよ~!あの人(※問題になっている相手方)ったらね~!も~!日頃こんな事言うんですよ~!うんたらかんたら
!ごみの日だって、こんな事言われて!うじゃくじゃ!でね?あの人ったら!こう言ったら『あんな事』を言い触らすんですよ!もう!腹が立つ!ぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃ…」


…特に、おばさん相手だと、こういう危険性は極めて高い(大笑)。

しかし、常識的に考えて、これがまともに役立つ情報か?は、誰にでもお分かりになるかと存じますが、実際、役に立たないことが極めて多い。

事実、相手方にお会いしてみて、「何や!こっちの人の方が、ずっと話が分かるやんけ(涙)」なんてことも、ままあったりする(笑)。




しかし、こういう事が、何で起きているのか?という深い根っこというものについて考えるときは、こういう情報は、実はとても役に立つ。




そうです。
もう一つの原因は、人間としての修行不足…社会人経験の不足なんです。

これ、本当に大きい。

とはいえ、市民感情が多かれ少なかれ欠落した先生が、大変多いと感じるときが出てきたのは、ワタクシの場合、実は、A社の営業をして人間観察の癖がついてから。

ワタクシも、彼らの思考パターンでしたからね。同じ訓練をしたんですから(笑)。


特に、女性は、問題点と感情的不満が、脳内では同一の地平線に平等に横たわっているらしく、区別して判断が付かないという人も、かなりいるのは事実。

しかし、そういう話も全て聞いてあげて、しかも、落ち着いてきたときに話すと、驚くほど割り切りよく話を理解し、決断できるのも、また女性の特質のような気がする。

男性の場合、理論的にも理解は早いかもしれないが、相手方の反論まで勝手に想像して、「大丈夫だろうか?反対されて困るのではないか?」などと、まだ起こってもいない危機を考え込んでしまい、心配する人も、かなりいる。


こういう人間性の観察こそが、実は最も基本的で、最初から継続して、し続けなければならないという事をアタマで理解してはいるが、人間だから機械のように割り切れないということを知らない人も、弁護士にかなりいるような気がする。

いえ、ホンマの事で、依頼人を見誤り、自爆する弁護士が、かなりいるんですよね。

…勿論、経験を積み、人格的にも錬れてくると、こういう事も理解して、丸で狸か狐か?と思うほど老獪な人物になっている先生も、確かにいらっしゃる(笑)。




これね、勘違いされては困るので。
若い弁護士さんにこういう人が多いから、言っているんですよね。

実際、そういう弁護士から断られ続け、ワタクシたちの事務所においでになり、依頼を受けた事件の中には、あっ!と言う間に片付いてしまった事件なんてものも、それなりの数が存在し、「断っていた弁護士達も、ホンマにバカやな~!こういう小さい事件も、ちゃんとしていかないと、『営業』にならんのに」と毎回思うことがあるのです。

若い弁護士さんほど、仕事の数が少ないので、あまりお金にならないと勝手に判断してしまい、よく話を聞かないうちに、相談料だけとって追い返してしまう、という事が起きているようです。

大馬鹿者です。

口コミの恐ろしさを知らない。
そして、それを味方に付けたときの力も。

営業力が無い、と言い換えても良いかも。

勿論、失敗もあるんですけどね(笑)。




先ほどの高検の検事長のお話ですが。

実は…

検事と刑事ほど、人の話を聞く人種はいないのです。

前にもお話ししましたが、刑事事件は、犯人(被疑者・被告人)の人間性まで問題にするので、犯罪者の話をよ~~~~~~~く聞く仕事…なのだそうです。

確かに、ワタクシも何人かその筋の方とお話をしてみると、そういうところが多いと感じる。


だから…


ストレスが半端ではないのでしょう。



裁判官は、弁護士以上に人の話は聞かない人種だそうですが、だからこそストレスは溜まりにくいらしい。

確かに、外でおおっぴらに飲み歩くなどは出来ないそうです。
しかし、こういう違いがある。

検事たちも、裁判官同様、外で飲み歩いたりは、あまり出来ない。
ワタクシの知り合いの弁護士達は、大阪の新地で飲み歩いて騒ぐなんてこともできるけれど、検事たちは、精神的に逃げどころが無い、と聞きました。

なるほど。
万引きでもしてやりたくなる、というところも、実際あったのかもしれないですね。





さてさて。
では、人の話をよく聞く…と思われる人権派弁護士は?
人権派という人も、危うい危うい(大汗)。

何故なら、こういう人は、必ずと言って良いほど、政府・権力機構は全て敵だし、もしも判例その他の訴訟事例を勉強する機会があったら、どちらかへの肩入れが度が過ぎる傾向があるからです。

こういう人は、依頼人以外、全て敵と看做して、あらゆる存在に攻撃し、依頼人にまで要らぬ敵を作ってしまう。

それに、こういう人は、実は、依頼人の話もあまり聞いていないし、先入観が大きく、自分の考えしか信用していない。


要は、バランス感覚なんですよね。

最近、そういう弁護士は少なくなった、と思いますが、依頼人の話を聞いて、こちらの話を聞きたいと言う弁護士も、昔はそれなりの数が存在したんですが、最近は、あまり話を聞かず、勝手な判断をして、ただただ攻撃し、こちらの仕掛けた罠にかかって自滅する弁護士も、昔に比べてかなり増えたような気がする。




最初の「訴訟はゲーム。法律家を雇った以上、修羅場は覚悟!」という話ですが。

確かに、依頼人にも、ちゃんと覚悟して任せる事が要求されます。


こんな事件がありました。
これは、うちの知り合いの弁護士さんとの仕事でしたが。

ある土地の所有権を争っていました。
それは、確かに依頼人の数世代前からの所有している土地。

しかし。
あることがきっかけで、登記が違う人のものになってしまった。

これについては、法的に原因があるかどうかが不明な感じがする。



こういう時、どんな弁護士だって、まずは所有権そのものを主張し、仮定的抗弁として、『仮に認められない場合でも、既に時効取得している』と主張する筈であります。


実際、これでホンマに簡単に勝てる事例だった。


しかし、依頼人は、何を思ったか、「自分の土地を何で『時効取得』なんて主張せなあかんのぢゃ!ボケ!」といって聞かない爺さんで、弁護士さんも我々もお手上げ。

結果、先祖伝来の不動産全てを失うという結末に終わった。



ね?
「訴訟は、法律というルールのあるゲーム」という意味、お分かりになったでしょう?

確かに、感情的には、爺さんの言った通りです。

「え?最初から自分のものなのに、『時効取得』??丸で、他人のものを自分が勝手に奪ったみたいやん!」と。

しかし、訴訟で勝つのは法律というルール上で認められる手段全てなんですよね。

だから、この場合、弁護士の思考と判断が、法律上は正しい。


ということで、感情を抜きにして任せられる弁護士を探して下さい(笑)。
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-28 22:17 | 司法書士編。

あれから二年かあ。

二年前の、今日。

あの事件があったんだなあ。

新潟の大地震。


しかし。

よくもまあ、あの地震の中で、脱線するだけで乗客の一人も負傷すらしなかったという、日本の新幹線。

凄い事だ。

pya! 上越新幹線とき号

↑前にも紹介したけれど、鉄道ファンの女性に知らせたら、「出勤前に泣かすようなモン見せるな~!(涙)」という、最高の賛辞を頂きました(笑)。



とにかく。
ドラマ「新幹線をつくった男たち」を見る度、「ああ、買って良かったDVD!」と思うのだが。

彼ら先人の英知を引き継ぎ、発展させている人たちには、本当に感謝しなければならない。

台湾新幹線も、ご存知の通り、日本方式。

YouTube - 新幹線 海を渡る(1/5)


しかし。
TBSって、筑紫を使う限りアホになるなあ(大汗)。

↓こんなバカ番組、作っちまって(笑)。

YouTube - 偏向報道 "台湾新幹線"開業できないワケ

開業できないワケって…

韓国企業が手抜き工事したのが最大の理由だったのは、鉄道に興味がある人なら、今や誰でも知っている。

本当にバカな番組。



さて。
このTBSの番組でも、新潟の新幹線脱線を大バカにも、安全ではない新幹線などとアピールするという愚行をしている。

殆ど売国奴のような行為と言って良い。

何故なら。
他国の高速鉄道では、地震はおろか、ただ走っているだけでも脱線したのだから。

98年のICE脱線事故を覚えておいでだろうか?
98人死亡、300人負傷という大惨事だったのだ。

しかし、↑上のフラッシュを見て頂ければ、よくお分かりだと思うのだが、確かに偶然も大きく作用したとはいえ、阪神大震災を教訓に改良できるところから改良したことから、日本以外の方式では、誰も生き残れなかったであろう大地震でも、一人の負傷者すら出さなかったのだから。

正に、TBSの行為は、殆ど売国奴的な批判のための批判と断じて差し支えなかろう。

ちなみに。
ドイツICEの脱線事故の原因は、車輪がタイヤ方式(※自動車のタイヤと同じように、輪心とタイヤが分離できる方式)だった事が、その原因だったとされている。

この車輪は、日本では、戦後すぐの数十年前に、既に『脱線の確率が高い』と経験則的に判断され、ほぼ完全に技術的に否定されている方式だった。

そんなものを事もあろうに高速鉄道に使用していた事は、日本の鉄道技術者から見れば、とんでもない事にしか映らなかっただろう。

鉄道を斬る!
鉄道・交通機械工学(永瀬)研究室

その後、他の事故はともかく、けが人の一人も出さない日本の鉄道と、どこが違うのか?という事をドイツの担当者が研究に来て、車輪の違い、日本側の常識との違いに驚いたようで、現在は、日本と同様に一体圧延車輪になっている上、現在のICE第三世代は、機関車方式を捨て、日本と同様の電車方式(動力分散方式)を採用した。

ICE3


それにしても。
台湾新幹線の番組を見ていると、「新幹線をつくった男たち」を現代に持ってきたかのようで、殆ど同じような苦労をしている。



頑張れ!日本の技術者さん!!
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-23 23:56 | 時事

とあるブログで賑やかな。

とあるブログでは、とある元・経済学者(某・植○○秀氏)の痴漢騒ぎについて、国家陰謀説まで唱えて、冤罪だ!と騒ぎまくっている。

とあるブログは…探してみて下さい(笑)。

しっかしまあ~。
よくも飽きずに、あれだけ「冤罪説」を打ち上げられるなあ~。
ある意味において、感心して拝見している。

ただ。
中身には乏しい。



ワタクシ。
今は削除されているかな?コメントを書いて、管理人のシンパにまで噛み付かれてしまった(笑)。

単純に、管理人が知らない世界があって、誤解に基づいて愚にも付かない批判を繰り返していたからなのだが(汗)。

というのは。
その痴漢容疑に対して、家宅捜索したのはおかしい!これは、何かの陰謀で、きっと政府に楯突いた彼の学説の証拠を探し出そうとしたのだ!…などという、どうしようもない妄想を持っていたようだからだ。


妄想…
確かに、別件捜索ということも、考えられないこともない。

しかし、だな~。

はっきり言って、彼の説は、既に時代遅れで、もはや現在の、そしてこれからの潮流からは大きく外れたものだったから、政府の誰も相手にしていなかったんだよね(笑)。

第一、考えてみて欲しい。
あの小泉純一郎氏がだよ?
誰かが何か言ったからと言って、自分の経済政策を変えるような人だったかね?

全部無視して突っ走ったじゃない(笑)。

あの元・学者が、外野から何を言ったって、蛙のツラに何とか程度…というより、雑音にすらならなかった程度だろう。



ワタクシ、彼がテレビ東京の夜のニュースに出ている頃、よく見ていたんですわ。
しかし、ある時から嫌いになりました。


簡単に言えば。
語りはソフトだが、自分さえ、自分と言う人間さえ崇めて貰えば結構!という人物だと分かったから。

そういう意味での名誉欲の塊だと思った。

自分よりもニュースで売れている人が番組で来れば、場合によっては、感情にまかせた的外れな批判を延々とやっていたときもあり、その時は本当にウンザリしたものです。

それに、彼の説も、時代からどんどん外れていって、最初の痴漢事件の時には、彼の説は、既に全て外れで、実に曖昧な説を唱えて、「それ!『当たった』でしょう!」という詭弁を弄するようになっていたから、ワタクシは、「落ちたもんだね。竹中に嫉妬でもしているんだろ。」と思っていました。

実際、その感覚は当たっていたようで、自分こそが政府から呼ばれる!と思い込んでいたらしい。

…まあ、この国では内心の自由は完全に保証されているから、勝手に思い込むのも自由なんですけどね(笑)。


とにかく。
昔書いた村上ファンドの村上氏のように、名誉欲と自己顕示欲が強すぎる人で、それでいて、変に器が小さい人の典型だと思う。

ただ、村上氏との違いは、元・学者は、余りにも自分を特別視して、世間ではどんな詭弁でも通ると思っているけれど、村上氏は、その点はかなりクールに見極めようとする気持ちだけは持っている…持っていたけれど、それでも彼も自分には甘かったな。仕方ないかも。




さて。
そんな彼を応援するのも、ワタクシとしては一向に構わぬ!というものですが。

ただね。
無知での誤解で、さも自分が「正義」のように言うのも、これまた滑稽で危険で、始末に終えない。




家宅捜索がおかしい?
ほう~~~~~~~。
しない方が良かった?
ホンマにそれでええのん?(汗)



例えば、ここに二人の強盗がいる、としよう。

二人が盗んだのは、銀行を襲い、人を傷つけ、奪った5億円だとしましょう。


傷つけたのも、同じ数。




さてさて?
アナタだったら、量刑、決められる?




確かに、二人とも強盗罪の構成要件は、形式的・外形的には、同じだけ満たしているようにも思える。

違法性も、同じだけ法益侵害をしていて、法に同じだけ違反しているだろう。


でも。
責任(※具体的には、その犯罪者が、個々別に責められるべき責任のことで、語弊はあるが量刑と考えてよいと思う)では、どうだろうか?


例えば、Aという強盗は…
ギャンブルで借金を作り、その筋の組織からも狙われていた。そして、組織の連中を殺してしまい、『高飛び費用とその逃亡先での遊んで暮らせる金欲しさだった。

片や、Bという強盗犯は…
会社経営をしていたが、人に騙されて乗っ取られ、全財産を失った。しかも、子供が難病に罹ってしまった。どうしても子供を助けたい。しかし、借金地獄で心身共に追い詰められていた彼には、他に方法が無かった…


さて。
この二人は、同等の量刑に服させて良い、と考えられるだろうか?


流石に、Bは減刑させてやったら…と思うものだろう。
減刑の幅は、ともかくとして。



しかし、だ。
もし、あのブログの管理人の言うように、「銀行強盗なんでしょ?!だったら銀行と反抗に関わった場所に限定して調べればいいじゃない!」と言う事になれば…この真実に辿り付けるだろうか?

バカバカしいことだが、これっぱかしの事を知らなかった訳です、ハイ。



元・学者の場合。
実は、鉄道警察隊では、前々から常習犯としてマークされていたらしい。

まあ、痴漢と言っても、初犯と常習犯とでは、それこそ責任において違いが出るのは当然だから、元・学者の人格的な問題点、日常的な生活などを調べ、真相を明らかにしようとするのは、実体法の適用を司る、正に警察の仕事といっても過言ではない、と思う。

…痴漢と家宅捜索とが釣合っているか?と言われれば、流石にワタクシも鼻白むけれど、ね(汗)。





先日、ワタクシの昔話を少し書いたが。
警察官の方々は、丁寧に挨拶して、うちで事細かに現場検証と母親への事情聴取を行いましたよ。

ワタクシの経歴その他も、警察での事情聴取で話しました。

家宅捜索などは行われず、現場検証と話しただけですんだのは、ワタクシに何も隠そうとする態度が見受けられず、むしろ、積極的に捜査に応じたからであって、どこかの元・学者のように「覚えていない」だとか「警察のでっち上げ」だとか「相手の勘違い」だとか、そう言って否認もしなかったからだと思いますね(笑)。


ワタクシのようなちっぽけな事件でも、被害届けが出た以上、現場の警察官は、真面目に精励している人は、必ずきちんと捜査しているのをこの目で見た。

…確かに。
女性警察官まで導入し、首から役柄の人物の名前を書いた大きなプラカードまでぶら下げ、現場検証している様は、周りから見て極めて滑稽であったのも間違い無いのだが(汗)。



だから、女の子の被害を考え、今までのこともあって、常習性があるのか無いのか、あるとすれば、一体どのような性癖があるのか、警察は調べなければならないので、どうしても家宅捜索が行われるのも、ある程度を超えたと現場が判断される事情があれば、止むを得ないと考えられる。




そういえば。
痴漢で思い出したが。

ワタクシも、痴漢が鉄道警察隊にとっ捕まるのを目撃した事がある。

…ただねぇ。
この時は、別の意味で凄かった(汗)。


とある駅のホームで、電車が来るのを待っていた。
すると、電車が来たのだが…

向こうの方から怒号が!

しかし…
何だか、甲高い声…寧ろ、黄色い声だぞ??


…近付いて来た時、私も事情を察した。

口に手を当てた若い女の子を中年オヤジが抱きかかえていて、その前を手錠をかけられた若い男が歩き、両脇は若い男と若い女が連行している。

見ものは、ここからだった。

手錠をかけられた男が、後ろを振り返りつつ何事かを呟いた。

ワタクシのところからは、ちょっと距離があり、しかもホームの放送が喧しい。

すると!
連行していた女が、いきなり手錠の男の服を掴んで引き寄せつつ、『ボッコン!ボッコン!』と太ももと腹にとびきり最高の膝蹴り二発を決めた!

「なめるんやないわよ~っ!」

その時の、ワタクシの感想。

「おおお~!ねえちゃん!最高の蹴りやったぞ~!…あれは痛い!(笑)」

そう。
ワタクシが道場で教えているポイントを全て満たしていた、中々の膝蹴りだったのだ(笑)。

蹴られた男は、「ごめんなさい!ごめんなさい!」と、ヒーヒー悲鳴を上げていた(大笑)。

後ろの中年は、「まあまあ♪」と宥めていたが、積極的に止めようともしない(笑)。

…しかし、かっこよかったのはここまでだった。
その後も、若い女は、思い出したかのように、連行しつつ時々膝蹴りをかまし続けていた(汗)。

後ろで保護されていた女の子は、怯えて固くなったまま、中年オヤジに連れられていったが、今思うと、痴漢に怯えていたのか、そいつを情け容赦なく蹴る女に怯えていたのか、いささか不分明である(大汗)。


あの状況から想像するに…
おそらく、前々から、あの女の子は、同じ痴漢の被害に遭っていたのだろう。
そして、警察への相談で、警察官による現行犯逮捕をした直後だったのではあるまいか?


どちらにせよ。
あの痴漢には、別の意味での同情を禁じえない(笑)。





元・学者は、感謝すべきだ。

逮捕されたのが、東京で(大笑)。
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-20 23:32 | 小人閑居

何だか沢山見に来ているなあ!

とあるブログで、「おいおい、そりゃ~アンタの無知からくる勘違いだよ」と書き込んだ。

少々、バカにした書き込みの言葉だとは思うが、あまりにも勘違いされると、警察官たちも可哀想だからだ。

よく、刑事手続は、冤罪という言葉と共に語られる。

しかし、実際の現場を見ると、そもそも冤罪になっているのは、ボケた現場のヤツラのせいであって、大半の警察官、その他の捜査機関は、本当に真面目に捜査し、コツコツと積み上げ、相手がぐうの音が出ないほど、証拠を集めている場合の方が、圧倒的に多いのだ。

さあクリック!する?昔話だな~(そうでもない恥ずかしい話も(汗))。
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-17 18:53 | 時事

アチャァァァーーー!

皆さん。

三蔵法師と訊かれて、何を思い出します?

ワタクシは。
どうしても…

夏目雅子さん

を思い出しますね!

あのゴダイゴのモンキーマジックも、白浜の「とれとれ市場」のテーマ音頭に匹敵するくらい、アタマにこびりついて離れません!(大笑)

そう…
かつて、堺正章さんが『猿』であられた頃…
あの西田敏行さんが『豚』であられた頃…
今は無き岸辺シローが『カッパ』であられた頃…

あの美しいまま逝ってしまわれた、夏目雅子さんが『つ~るつる』のお姿で登場したんですねぇ。

しかし。
多分、ご覧になられた方々には、特に違和感もなく、徳の高い、それでいてどこか意地っ張りで、厳粛として、自分にも厳しい坊様に見えたのではないですか?

彼女のお陰、またはそのせいで、後の西遊記は、長短全て女性が三蔵になる習慣が生まれたと言って差し支えないでしょう。

宮沢りえ、深津絵里、そのほかにもいたかな?

でも、やっぱり夏目雅子だよな~!




と前フリはここまでで(笑)。

今回、第一期「西遊記」が、DVD-BOXになって発売されました!
またまた今年中に買わないといけなくなってしまった、DVD-BOX登場~!

西遊記


…困るんだよな~。
今年は、「青島コート」(M-51)本物、コピー物(色違い含み)も買う予定だったんだよな~(汗)。

HOUSTON M-51 Parka LIMITED VERSION

不動産や訴訟の対象まで出かけて、

「事件は事務所で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」

…などとシャレを決めてやるつもりだったのだが(笑)。
↑これ、結構シャレにならないんだが(汗)。

※というのも、裁判になる事件によっては、『事件』は、『事務所』と『裁判所』の『狭い部屋』で終始動くという事にもなりかねない。ホンマ、時々、危険な感じもする。ただ、不動産に絡む事件では、現地主義(※実際現物を見て認識してから取引なり何なりをする事)を採るので、玄人で現地へ向かわない場合、単なる怠慢である。逆に言うと、素人さんほど、こういうミスをする。訴訟になりかねないトラブルを解決する場合、『事件』は、何と言っても『現場』であるのは間違い無い。いや、本当にそうなのだ。実際、登記に関わる平和なものでも、何かがおかしいという場合、現場に出かけて初めてとんでもない出来事に巻き込まれる事もしばしば(汗)。人の言葉が介在する情報には、やはり何らかのベクトルがかかっていると断ぜざるを得ない。だから、新聞、特に朝日新聞の偉そうな論説委員が、『ありのままを報道する義務がある』などと言いながら、実行する責任もない、その気もない自説を吹聴して周るのは、笑止の沙汰としか表現しようがない。しかしながら、逆もまた真なりで、狭い部屋に閉じ篭り、当事者の主観的判断や感情から離れて判断する事が、思いの外、真相が見えやすいと言う事も、実際経験した。大体、争い事になっている人々の悩みの殆どが、自分の居る所が『五里霧中』に思える事なのだ。『現場』にいる当事者の彼らが、である。その原因は、正に『現場』にいる弊害なのか、大きな壁を数歩下がらずに、数cmに近付いて虫眼鏡で観察するが如き近視眼的かつ主観的判断をしてしまっているからで、当然視点を離せば見えたり、事情を最初から時系列的に整理すると、論点がたった一つであることに気が付いてしまったり…勿論、法的知識が無くて、それが分からない場合も極めて多々あるのだが、そういう物事の判断ができるのも、当事者の事情に巻き込まれず、冷静に判断できる場所で考える事によるということもある。そういえば、シャーロック・ホームズの兄、マイクロフトは、シャーロックよりも凄い探偵であることをご存知だろうか?弟と違い、脚を使う事をしない人だが、情報と事実と推理によって、シャーロックにもできないほどの正確さで、真相を見抜く。この仕事をしていると、どこが相手の弱点か、いまいち自信がない場合だって出てくるが、狭い部屋で、冷静になって貰って話して貰うだけで、解決の糸口が見つかる事も、実際、本当に多いのだと言う事、しかし、「事件は、現場」だという事、この相反するようで表裏一体の真実は、表面上、矛盾として現われ、時々我々を苦しめる。本当は、現場のホットな情報が印象が強すぎるものだから、それに流されず、後で冷静になって見れるように写真などにしてデータ化しつつ、自分の印象も大切にして、「会議室」で真実の入り口にたどり着く、というプロセスを重ねながら、矛盾は統合されていっているのかもしれない。どの道、現場にはM-51がよく似合うの間違い無い(笑)。マイクで怒鳴りつける相手の上司がいないのも間違い無いのだが(大笑)。



…いえ。
結局、ぜ~んぶ買うんですけどね(大笑)。
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-14 22:33 | 小人閑居

まあ、慌てなさんな。

今は、どこもかしこも『北朝鮮、核実験!』の話題で持ちきりですな。

ですが。

まあ、まずは慌てなさんな。

実際、騒ぎに騒いだところで、いきなり自分が死ぬわけでもない。
まずは、正確な情報があがるまでは、何も慌てる必要は無い。

大体、中国の出方一つ取ったって、やれ、「拒否権は行使しないだろう」とか、それ、「いや、七章決議には断固として反対するだろう」とか、未だに全くよく分からない情報が出回り、実際どちらとも取れる情報がはびこり、どれがどれやら、海のものとも山のものともつかない情報が出回っている状態ですな。


ここで面白おかしく考えていたら、そのテンションに慣れてしまい、本当の危機状態が来た時、それが分からなくなるということもある。貧すれば鈍すとはよく言ったものだ、と思う。落ちれば落ちるほど、感性が鈍くなって、落ちる一方になるのは、自分でも経験済みだが、これと同じような事が、こういう危機状態にも起こるような気がする。



さて。
こういう時は、物事の中心から視点を図ずらして見ると、得てして中心が見えやすくなるもの。

今は、その中心点が、人によって様々に置かれている状態だから、全く像がぼやけて見える、というのが本当のところだろう。





いやね。
人って、段々歳を取ってくると、「ああ、自分って何て早合点だったんだ~」と思う瞬間って、ありません?

例えば、ロッテに一位指名された、大嶺くんのことにしたって、そう。
あるブログでは、「ルールに従え!プロになりたいんだろうが!」、鬼の首でも取ったかのように言うおバカさんもいる。


確かに、何でもルールを振りかざせば、そうなるかもね。
特にね、法律の世界じゃあ、ルールはルールでも、『何か』が原因で全くうまくいかないという事態にばかり遭遇する。

しかし、それは何故か?ですわ。

思い知る事も多いけれど、つくづく人間は、薄っぺらじゃないわ。




個人情報もあるから、詳しくは言えないけれど、まあ、こんなこともある、と思って読んで見て欲しい。

今、ここに四人の兄弟がいる。
そして、お父さんが亡くなって、相続が始まった。

兄弟といっても、末弟は、どうやら奥さんでない方が産んで、認知された人。

遺言書もなく、法定相続になり、その相続登記その他の遺産分割協議をする事について、うちの事務所が選ばれた。

中身としては、単なる法定相続分の話。
…問題ではあるが、非嫡出子については、嫡出子の半分ということになっている。

確かに、ルールはルール。
法定相続分の話では、それ以外は無い事になっている。


しかし。
末弟は、遺産分割協議に全く応じない。

兄弟が話をしようとしても、話もへったくれもない。
何をどうしたいのかも、一切分からない、ときた!


さて?
ここをご覧の皆さん。

アナタだったら、どう思う?



上で書いた人のように、ルール一点張り?
そうしたら、裁判所の世話になる??

…それも、一つの解決方法かもしれない。
大嶺くんを非難する、ケツの青い世間知らずの若造だったら、最初からケンカごしに解決しようとするだろう。

「どうせ、金欲しさだろ?」という露骨な態度をとって…


確かに、相続というルールの一点だけについては、『解決』とも言う事が出来る。
しかし、それを得るまでに、どうしようもない傷も残り、実際の解決にはなっていない。




問題は、ね。
この人が、『一切』話そうとしてくれないという点に気が付かなければならない。

それは。
逆に、『どうしても話したい事がある、聞いて欲しい事がある』というメッセージの裏返しともとれる訳だ。


もし、そのことに気が付けば、相続を離れ、話をしてみる事が大切。



我々は、そう感じて、腹を割って、今の気持ちを話してくれないか?と話した。

この時の末弟のお話。

彼は、確かに強いメッセージを送っていた。
だが、彼の兄弟たちは、全く気が付かなかった。
その中身も、気が付かなかった。



それは…

彼のお母さんが、本妻、親戚中に苛められ、それでも必死に彼を育てていた事だった。

彼ら親子は、本妻側には想像も付かない苦汁をなめ、それでも必死に生きていたんですね。
本当に大変だったようです。ちょっと言い表せないな。

そんな事は、兄弟たちは、全く知らなかった。

自分たちの母親が、親戚が、どれだけ酷い仕打ちをしていたのか、全く知らずにオッサンたちになっていた。

その上、心無い事に、金欲しさにごねると決め付けて、話をもってきたという点も、浅はかだった。



末弟は、兄弟たちを試していた。
しかし、彼らは、それに答えられていなかった。

彼は、成人して母親も養えるようになっている以上、金など別に欲しくは無かった。ただ、この事に気が付いて欲しかっただけだったのだ。




我々は、この事を兄弟たちに話した。
すると。

彼らは、心底驚いた。

本当に知らなかったのだ。
自分たちの親達が、一体どんな仕打ちをかれらに課していたのか。

彼らは、我々にこう言った。

「先生、ありがとうございました。こんな事でもなければ、彼らの気持ちなんか全く分からなかったです。」

彼らは、十分話してみるつもりだ、と言った。


で。
彼らは、末弟たちとよく話し合った。
彼らの気持ちとして、相続分を引きなおす、という話まで彼らからしたけれど。

末弟の方は、「もう十分分かって貰えたから」と言って、それまでの遺産分割協議書に判を押して渡してくれた、と言っていた。




さてさて。
相続という中心点ばかり見ていると、本当の問題点に気が付いただろうか?


大嶺くんの問題も、実に簡単だ。

ホークスはずっとスカウトが活動して接していてくれたから、球団もその中の人間も、よく分かって信用していたの対し、ロッテは、甲子園だけを見て、直前になって都会式に「取る」とだけ知らせて、後は「契約しろ!」では、人間関係を大切にする地方の人は、誰も信用はしない。

だったこれだけなのだ。

だから、ロッテは、ホークスとは違い、スカウト活動の不明を詫び、誠意をもって謝る事、でも、甲子園の姿を見て、どうしてもロッテに欲しかった、どうかうちに来て欲しいという熱意を伝える事、ただこの二つに徹すれば良いだけ。

これで、彼の気持ちは晴れるよ。




北朝鮮の事も、スケールが大きくなり、色々な情報を飛び交っている事から、余計に複雑にしてきた結果がこうなったのかもしれない。

まだよく分からんな。


ただ。
立場が違えば、同じものを見ても感じ方は違うものだ。



今から五年も前になるが。
あの9.11が起きた直後の話。

我が道場の同輩の友人は、その時、サウジアラビアにいた。
サウジでプラントを作っていた。

そして、あの事件が起きた。



さあて、ここで質問。

彼は、感想として、一体『何』と答えたでしょうか?


ここで、余計な情報を。
勿論、彼は、『純然たる日本人』(笑)。
さてさて?




答え。↓反転して見てね。
「本音としては、『ざまあみろ!』だよ。」



いいですか?
彼は、日本人なんですよ。

あの時の、ご自分の感想を一つ思い出して頂きたい。


…皆さん。
こんな回答、する??


彼は、既に中東におけるアメリカの立場を知っているんだよ。

そして、彼は、中東の仲間の立場と歴史、考え、感情の一部を共有したんだねぇ。




今回の事だって、北朝鮮は、こう考えた。

「核を持てば、攻撃はされない。今までだってそうではないか?パキスタン、インド、イスラエル…みんな核を持ったからだ!」



…これ、やっぱり早合点かもよ~。




今回、核実験直後に、アメリカの友人から電話を貰っていた。
曰く、「お!すげぇ!メディア全部が、この核実験ばかり扱っているぞ~!」だったが…

そこで、彼らの意図が、核を持てば…という話になった時。


…彼、一体何と答えたと思う?


またまた余計な情報として、彼は、少々オタク気はあるが、『純然たる日本人研究者(理学博士)』です(笑)。





答え。↓またまた反転。
「でもなあ、『北』なんて、アメリカには『何のメリットも無い国』やからなあ…潰してしまうのに、何の躊躇も無いような気がするよ。核なんか持ったら、大義名分を与えたようなものかも。逆に、バカバカしいから放ったらかし、かなあ。」


彼は、アメリカに住んで既に3年だし、アメリカ人の中で仕事をしているから、既に考え方も大国アメリカの立場で考える癖が付いているのです。

正に、アメリカは、国益のみで動く国という性質により、彼は、アメリカの国立の研究所で働いているのですから。




視点が近すぎれば、像は逆にぼやけて見える。
また、立場を変えれば、物事の違った局面が見える。

今の情報は、全てが『正解』であり、全てが『誤り』であると言って良い。

まだまだ、自分には色々な見方をするべき材料が与えられていないような気がするね。




今は、まだまだ論点の中心が見えない状態。
また、国民としては、大して何も出来ないのが実情だから、中心点が見えるまでは、その中心点が見えるまで、逆に遠くから注視していることが必要な気がする。
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-10 20:52 | 時事

買っちゃった!

お久しぶりでございます。

突然ですが。
買ってしまいました!

それは。
数年来、懸案事項(??)だった、『銀河英雄伝説』DVD-BOX全4巻でございます。

いやねぇ。
NTT-X Storeという店が、DVDを買うには中々のお値段で出してくれるので、ここで出ている間に…と思って買いました。

他にも探してみると、確かに安い店はあるんですけど、押しなべて安いという見せは少なく、また気持ちの上で安心して買えるところも、他には少ない。

Amazonと比較すると、幾つかの欠点はある。

まず、ネット上の決済が出来ないというところ。

商品が届くときに、現金で支払うかカードで決済するか、注文後、銀行へ振り込むかのどれかしか出来ないのです。

ワタクシは、迷わず銀行振込ですが。
だって、払い込む手数料の方が、どの手数料よりも安いし、カードで支払うのは、なるべく避けたいんですよねぇ~。後から大きな支払請求が行われるのをずっと待つというのもねぇ~。

…銀行口座のデータには、ここの口座のデータが既に記録されているので、す~ぐに手続が完了するし(笑)。

次に、無在庫販売店なので、現金振込の場合、振り込み完了時からやっと注文され、そこから数日後に届くシステムになっている。ここが、アマゾンとの最大の違いかな?

それゆえ、業界全体から見て、かなり品揃えが多い方ではあるが、アマゾンには一歩劣るのと、CDの扱いが無いのが欠点でしょうね。

しかし!
決定的な美点がある。
それは。

割引率が平均的に大きい事。

アマゾンは、一部は発注型の商品もあるらしく、事実、新幹線をつくった男たちをアマゾンで買った時は、当時、このサイトで調べると、誰がどう見てもワタクシが買ったとしか考えられないデータが購入数のところに上げられていたので、多分、ここへ発注がかかっていたのでしょう。在庫は無かったようです。

しかし、そういうもの以外は、膨大な在庫を持っていることからでしょうね。アマゾンのDVDの割引率は、全体的に今一つ。
在庫の余りしか、NTT-Xばりの割引率にはならないんですよね。



しか~~~~し!!
実は、極めてショックな事も、判明した。

3年前、やっとお金が出来たので、ネットの検索15000件を全て洗って買い集めた、限定版「じゃりン子チエ」DVD-BOXが、今度は、銀英伝と同じハピネットから、改めて出る事が分かった!!

あの当時は、もう既に店舗の在庫など全く無く、探して探して、探し抜いて、問屋の在庫まで洗って貰って、で全て買い集めたという事情がありました。

…おいおい。
今頃、そりゃ無いよ~(涙)。

まあ、よく調べると、初回版と同じバンダイグループだから、こういうこともあるし。

また、二回目のDVD-BOX製品は、特典その他でつくりが簡略化され、しかも値段が少し高いみたいだから、まあ良いとしようか(笑)。



…ちなみに。
ワタクシ、八月にも、同じハピネットから、『紺碧の艦隊』DVD-BOX全三巻も買ってしまった(大笑)。

いやあ~。
昔は大して見たいとも思っていなかったんですけど、ある日突然見たくてしようがなくなってしまったから。


…こうして見ると。
五年前からの反動が出ているなあ(涙)。

金額的には、暴走と言っても可愛いもんですけどね(笑)。
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by uneyama_shachyuu | 2006-10-05 19:02 | 小人閑居