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ここは別だけど。

:現在、事務所のサイト製作が、またまた一つの佳境に入りつつあり、三つ目のサイトの原稿が出来上がりつつあります。

ところで。
WEBデザイナー、またはWEBデザイン会社に頼むと、いったいどのような流れてサイトが出来上がるものなのでしょうか?

実際は、文章の切れ端をいくつも渡し、作ってほしい画像やデザインイメージを伝えるというもので、ある程度の形になるのは、大体3ヶ月から6ヶ月になると言われているそうです。

会社によっては、テンプレートに当てはめ、または改造してモディファイしているだけというところも少なくなく、ワタクシの事務所に来た飛込みの営業は、たいていこのパターンでした。

現在は、ワタクシの知り合いから紹介していただいた個人デザイナーさんにお願いしている状態ですが、中々ワタクシの意図を汲み取った形で作ってくださっています。

そう。
たった二ヵ月半で2ドメイン分(大汗)。



しかし、これには理由があります。
一部の方には、お見せいたしましたが、ワタクシは、HTMLである程度サイトとして作り上げたデータをそのままお渡ししているのです。

ですから、イメージについての話し合いなどは、本当にスムーズに行われています。

…言われたもんなあ。

「原稿」としてこういう形で渡されるのは、殆どありえないって(笑)。



サイトの一つは、ほぼ99%完成したものがありますが、もしも見たいと言う方は、お知らせ下さい。

既に、グーグルには検索で掛かるようになっていますが…どれか分かんないもんね(笑)。

Yahooには、有料版のディレクトリ登録(ビジネス・エクスプレス)がありますが、メインのサイトだけを登録する予定でしたが、検索にかかった時の様子を見たところ、やはり全部のサイト6つとも、登録するのが得策ではないか、と考えたので、予定よりも多額にはなりますが、全てディレクトリ登録することにしました。

…あと3つも作らないと(涙)。




さてさて。
物づくりなんて、一つ目よりも二つ目、二つ目よりも三つ目と、どんどん技量そのものがあがっていくのは仕方がないことで、とうとうCSSの一部も理解できるようになりました。

とすると、停滞していた自分のサイトも、作らないとなあ…と思えたので、一応、製作を始めました。


…ところが。
作ってみて、すぐに嫌気が差しましたね(大涙)。

事務所のサイトでは、原稿とはいえ、三つ目に作ったサイトでは、それなりのものができ、またまた技量が上がって表現方法が増えて…となってきたので、まずはHTML、それもテーブルだけでデザインしようとしたのはいいんですが…

肝心のコンテンツを作る時間がない(大汗)。

現在は、勉強と仕事で手一杯。
そういう時間が取れなくなっている自分が悲しくなってしまうな。

いえ…それよりも。


何よりも、作っても直接には銭に繋がらんという事実が、作ろうという意思を鈍らせてしまいます(笑)。

事務所の6つのサイトが出来上がってしまうまで、まだまだできませんねぇ。



あ。
ジジイのブログもつくり、リンクも増やして、SEOもやります。

見てやって下さい←まだ作っている途中ですが(汗)。
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by uneyama_shachyuu | 2007-11-19 23:25 | 小人閑居

セグウェイ

本日、キャノンの展示会に行ってまいりました。

簡単に言えば、うちに出入りしている営業さんの実績作りであったわけですが、何しろお世話になっているので、「来てくれ」と言われたら、ワタクシが出向くようにしています。

…ふ~。
A社に居たときのお客さんの気持ちも分かるなあ(笑)。

結局、営業さん次第なんですねぇ。


さて。
中身は、勿論OA機器の展示会。

…ああいうところを見ていると、何故か、パトレイバーで出てくるモーターショーを思い出しているワタクシ(汗)。

何故、もっと他のモーターショーを思い出さなかったのだろう(大汗)。



いろんな商社さんも参加していますが、当然、皆さんキャノンのシャツで統一。

モーターショーのような派手さはありませんが、やっぱり熱気はあるし、どこか華やか。

ああいう展示会は、ワタクシのほうが好きなので、どうしても嬉しくなってしまいますね。


ところで。
この展示会には、一つおまけの展示がありました。

セグウェイの試乗です。

Segway


ワタクシ、二番目に乗ってみましたよ。

これがまた!
慣れても怖い!(涙)

乗ったところから少し重心を前に乗せるようにすると、自動的に前進!

ハンドルを左右に傾けると、一回転できるほど急旋回!

何しろ電気モーターなので、出足強烈!

指導員の方もおられるのですが、その説明もまた…

指導員(指)「大丈夫ですから、視点を遠くにして、どんどんスピード出して下さい!」

うね「え?!(絶句)」

指「大丈夫ですよ~。『暴走したらちゃんと止めますから』。」

うね「うひぇひぇ!暴走してもおかしくないんかい(絶句)…」

…とまあ、こんなやりとりが走行中にありまして(笑)。


確かに、重心の乗せ方に間違いがあれば、完全に暴走させることは可能です(あれ?)。

バイクやその他の乗り物に慣れている人でも、きっと頭の中で真っ白になる瞬間があってもおかしくない、そんな乗り物でした。

…あれだったら、電動自転車の方がうれしいなあ(汗)。
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by uneyama_shachyuu | 2007-11-15 17:54 | 時事

アクション映画だからではなく

今日は、ダイハード4.0鉄道員(ぽっぽや)を借りてきました。

…何とも言えない取り合わせではあるのですが(笑)。

実はワタクシ。
こう見えても、高倉健さんの大ファン(笑)。

多分、ヤクザ映画も合わせると、とんでもない数の出演作を見ていると思います。

こちら関西、特に兵庫県民ならよくご存知だと思いますが、こちらにはサンテレビという地方色丸出しの弱小テレビ局があります。

何と言っても、どんなに弱くても阪神タイガースのゲームを最後まで放送することから、阪神地区の阪神ファンをどれだけ作ることができたか-その貢献の度合いは、巨人なども見習うべきですね。

やっぱり露出に勝るものはないんですよね、お客様相手の商売は。

サンテレビホームページ


…で、です。
この局は、だいぶ前ですが、一時期、夜中だったか昼間だったかに、狂ったように昔のヤクザ映画を放送してくれたのです。

いや~!
嬉しかったなあ。
高倉さんの若い頃を堪能できましたからねぇ。

でも、あのヤクザ映画こそ、高倉さんが「ヤクザ映画から脱皮したい」と、「幸福の黄色いハンカチ」(77年)に挑戦することになったのは、あまりにも有名な話ですね。

その入れ込みようは半端ではなかったらしく、高倉さんの演じる男が網走刑務所から出所後、食堂でビールとカツ丼を頼むシーンでは、山田監督を驚かせる飲み食いをして一回でOKが出たとか。山田監督が関心して、何故あんな演技ができたのか、すぐに理由を尋ねると、丸一日かそれ以上、のまず食わずで本番に臨んだという回答が帰ってきてびっくりした、と後に語っています(※高倉さんはコーヒー党で酒は飲まないらしい)。

この映画では、武田鉄也さんも注目を集める結果となり、後々、武田さんは、高倉さんの映画にワンポイントで出てくるようになり、高倉さんも逆にゲスト出演する仲になっています。

※「駅」では、電車の中で高倉さんが隣に居た見知らぬ乗客・武田さんに寄りかかって眠りこけ、武田さんも迷惑そうにしていたけれど、結局お互いに寄りかかって眠ってしまう役。「遙かなる山の呼び声」では、倍賞千恵子さん演じる女性のいとこ役で、福岡から新婚旅行でクルマを飛ばしてくる役。倍賞さんたちと別れて帰る時、倍賞さんの境遇を想い、涙するシーンが印象的。逆に、「片山蒼」名義で武田鉄也さん自身が原作・脚本を兼ねた主演作「刑事物語」第一作目では、最後の最後に、高倉さんが「駅」の役名で赴任してきた刑事役で登場する。ついで第二作目では、やはり倍賞千恵子さんが「駅」と同じ役で登場している。「悲しい女が綺麗に見えるのは、あんたが悲しい人だからよ」という結末を予感させるセリフを言っている。




本日の本題。
先日、お話しをしました78年作品。

野生の証明です。

原作は、森村誠一さん。

森村誠一公式サイト

ワタクシがこの小説を買ったのは、何と小学校二年生!!

夏休み、両親の故郷である高知県のどこかの駅で、伯母に買ってもらったのをよく覚えています。

あの頃の表紙は、自衛隊員が美少女を背負って軍隊から逃げているイラストだっのを覚えています。

※その後、カバーだけが消失してしまった。勿体無い。



さて。
ストーリーは、実は、小説と映画とでは異なるのと、やはり語ってしまうと、もしも見ていない人がこれを見ていて下さった場合、申し訳ないので、今回も敢えて語りません(笑)。

では、映画に関して、どのような評価が多かったのか。

当時、よく聞いたのは、やはり原作のイメージが強かった為か、原作の方が良かったというものが多かったように記憶しています。

角川も悪い。
当時のキャッチコピーは、忘れもしない。

「映画は原作を超えられるか」

…という今でこそよく聞いたことがあるものでした。

これでは、超えていないなあと思ったのかもしれない。


しかし、ワタクシにはそうは思えなかったのです。
当時も今も、この作品が大好きです。
高倉さん最高!と、子供心に思ったのが、高倉さんのファンになったきっかけなのです。


さてさて。
映画の撮影について。

主人公は、今で言うところの特殊部隊の隊員という役柄。

「特殊工作隊」という名前でした。

※映画で見る限り、空挺部隊と対ゲリラ戦部隊のミックスのように見える。



映画での訓練シーンでは、高倉さんも登場していました。

また、内容が内容だけに、陸上自衛隊の協力が全く得られなかったので、米軍の本物の兵器と実弾を使用しての撮影が行われたそうです(※78年当時の貨幣価値で、12億円の総制作費のうち、5億円が投じられた。なお、角川はその後「戦国自衛隊」という作品も作るが、やはり自衛隊の協力は得られず、戦車とヘリを模造している。戦車については、宮沢えり主演「ぼくらの七日間戦争」に流用されたのは有名な話)。

で、隊員役の役者さんたち(素人の学生さんからアクション・スタントマン、役者さんや元自衛官)の本格的な訓練と、ラストの戦闘シーンの撮影もまた、全て米軍基地内で行われたのです。一応、対ゲリラ戦兵士として使えるくらい訓練したというから、大したものです。

隊員たちは、グリーン・ベレー(アメリカ特殊作戦軍の中核部隊)の教官だったそうです。

今見ると、余計に凄さが感じられます。

ええ、そうですとも。
たとえ、64式とは思えないライフルを使用していたとしても(笑)。

あの当時の映画では、自動拳銃(オートマチック拳銃)でも薬莢は飛び出さず、ただ発火するだけでした(それでも、当時、一発120円から240円程度のコストが掛かっていた)。

ですが、この映画では、ライフルなどを使用する場合、何しろ本物ですから、威勢良く排莢されていました。時代の先取りかもしれないですね。

※日本映画で薬莢の落ちる音を入れたのは、ビートたけし氏の映画「その男、凶暴につき」だった。

アクション映画という観点でも、今では作れないなあと思いますね。



でも。
ワタクシが好きなのは、あの主人公の優しいところと、「男の中の男」高倉健が哀愁漂う演技をしていたからで、今、再び見てみると、やっぱり高倉さんは最高だなあ~♪


ううむ。
こう書いているうちに、「海峡」「動乱」「新幹線大爆破」「飢餓海峡」「八甲田山」「居酒屋兆冶」も見たくなってきてしまった…

困ったものです(笑)。


あ。
ついでに言うと、ワタクシ、鶴田浩二さんのファンでもあります(大笑)。
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by uneyama_shachyuu | 2007-11-10 22:01 | 映画 ドラマ 音楽

ジーク・ジオン!(??)

民主党の代表辞任騒ぎ。

実に面白い(福山風(笑))。
というより、ワタクシには違和感があったなあ。

小沢氏の言うとおり、民主党には政権担当能力が無いと思ったなあ。

自民党だったら、それ党首が辞任だとなったら、それこそお呼びでない人まで次代の党首候補としてしゃしゃり出て権力を得ようとする動きがはっきりする。

つまり、次に立ちたい!と思う人が、小者ばかりになってしまってはいるが、まだいるということなんですね。

ところが、民主党はどうだったか?

小沢氏が党を割って出て行って連立されては敵わないし、第一、後に残るのが、口先だけで総理になりたがっている官氏と、兄弟そろって浮世離れした坊ちゃん鳩山氏と、舌下事件ばかりでも懲りない岡田氏と、メール撃沈うっかり前田氏くらいしか残らないのが現状。

後は、未知数以下。比較的マシなのを選んですら、こんな程度だし、民主党の議員全体が、丸で他人事の評論家ばかりだから、その実力は推して知るべし、でしょう。

つまり。
ジオンに兵無し、民主に人無しということが、いよいよはっきりしたような気がする。

※「ジオンに兵無し」…ジオン独立戦争(一年戦争)時、連邦軍の最高指揮官たる将軍の癖に、割と早くに作戦(開戦直後のルウム戦役。コロニー落とし第二回目。『赤い彗星』が三倍パワーアップした赤い安物ロボットで戦艦を次々と撃沈したと言われる)を失敗して、とっとととっ捕まったレビル爺さんが、命辛々ジオンから脱走し、独立を認めて停戦(南極条約。有体に言えば『降伏』)しようとしていたときに、連邦議会で言ったといわれるおコトバ。内容は、「立てよ国民!ジオンなんかこけおどしだ!もう兵力はルウムでなくしちまったぞ!」…という負けた癖してお調子者なものだったという。これを聞いたお陰で、国力30倍なのに負けていた情けない連邦軍は、それまでと打って変わって反撃し、半年近くの膠着状態に陥る。その間にジオン並の兵器を開発(V号作戦)。そして、「オヤジにもぶたれたことがない」オタク・アムロくんが、偶然にも新開発身長18メートルの、とても兵器とは思えないド派手なフランス国旗カラーの人型ロボットに勝手に乗り込み、敵の安物ロボットを爆発させて自分の住んでいたコロニーを台無しにした上で、犯罪者にもならずに、ちゃっかりパイロットにおさまって宇宙戦艦に乗って脱出。我らが赤い彗星の捻じ曲がった復讐を邪魔するだけ邪魔して、無線要らずで話せた恋人を重大な過失の元に死なせてしまい、あまつさえ「ニュータイプ」と称される超能力者になってしまった…

さて。
小沢氏は、顔ではっきりと不利を負っていることをまざまざと見せ付けられたような気がする。

石井副代表とやらと共に、顔だけならVシネマの極悪人顔だもんな(汗)。

色々という人も居るが、ワタクシとしては、憲法の観点から、自由委任なのだから、国のためになることなら、連立だろーが脱党して復党だろーが、思うとおり勝手にやってくれ、というのが「株主」たる国民としての正直な意見ですね。

あ。
「野生の証明」については、また今度。
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by uneyama_shachyuu | 2007-11-07 23:48 | 時事

もう11月ですが…

今はもう11月ですが、「8月の物語」を…

先日、レンタル屋に寄った時、ふと「…あの作品、見たいなあ」とおもったものがありました。

それは、皇帝のいない八月です。

ですが、最近、各映画会社が昭和の名画など色々な題名を付けてDVD化していて、気が付いたら、この作品も今年DVD化されて、レンタル屋においてありました(笑)。

見つけたときは、「うわ~~~!あるやんけ~~~~!!」と興奮してしまい、旧作半額セールと相まって借りてしまったのは言うまでもいりません(笑)。


映画は、1978年作品。
この当時、ワタクシはまだ小学二年生。ですが、この当時の映画は、その後中学生のころから片っ端から見ましたね。

で、です。
この当時、各映画会社は、こぞって政治がらみや汚職がらみのスキャンダルをアクション映画に絡ませた映画を多く出した最後の時代で、80年代からは、むしろ軽くておしゃれな映画が流行っていったように思います。

…余談ながら、80年代の半ば前くらいから、オリジナルビデオアニメが花盛りになるのですが(笑)。


さて。
肝心の皇帝のいない八月の話です。

作品の中身は、知っている人にはアレですし、知らない人には余計な迷惑になる可能性があるので、詳しくは書きませんが、まあ簡単に言えば、自衛隊の一派がクーデターを起こすというもの。

映画は荒唐無稽というレビューも見当たりますが、ワタクシとしては、久しぶりに見ると、何だか笑えない映画という部分のほうが大きいと思いました。

特に、昨今の政治と世界との繋がりを見ていると、ちっとも笑えない部分が遥かに大きく感じます。



ところで。
クーデターと革命の違いって、何なんでしょう?

両方とも、現政権を実力で打倒するという点で一致していますね。

違いは、打倒する立場が違うということですね。

つまり、革命は権力外の市民側からのもので、クーデターは権力機構側からのものであるということですね。

今から考えると、70年代って学生運動の空気が、社会の間に間に、まだまだ残っていたような感じがするんですよね。

戦中戦前の方々も、大変多く生き残っておられましたし。


戦後の日本にも、「クーデター」の文字が躍ることが無かったのか、と言えば、そうでもありません。

ごく最近では、当時社会党議員だった楢崎弥之助氏が、ロッキードの余勢をかってすっぱ抜いた「自衛隊クーデター計画」などというものがありました。

…結局、これが本当のものだったのかどうかは分かりませんが、少なくとも、彼が根拠にしていた元自衛隊員の証言がウソと分かり(むしろ詐欺で指名手配中だった)、社会党は大赤っ恥、楢橋=嘘つきに成り果ててしまいました。

その後、リクルート事件を暴いた功績は大したものです。特に、リクルートの時は、日本テレビの隠しカメラをソファーの横のテーブルに取り付け、会話と賄賂の金を録画、リクルート事件の確固たる証拠を作ってしまったということもした、国会の爆弾男でしたが、このクーデター騒ぎは、当時の感覚では、ガセネタをわざと掴ませ、自分の「爆弾」で敢え無く自爆してしまった結末に終わりました。


でも、こんなコメディなものだけではありません。

いわゆる三無事件というクーデター騒ぎがありました。

この参加者は、楢橋氏の時とは違い、参加メンバーが本格的です。

何しろ、元財閥財界人や5.15事件の首謀者・戦前の元軍人まで参加していたのですから。

ただし、計画が著しく粗漏で、実現性が無かったとも言われていたんですが、少なくとも実行性はあり、行われていたら、成功したかはともかく、内乱になったことは確かだったでしょう。




映画のストーリーが荒唐無稽と言うのは、現代の、それも頭から「これだ」と教え込まれた価値観に基づくものであって、アメリカのCIAが、日本の政体や憲法を変えたがって動き回る筈が無いとかいう根拠が多くあるように見受けられましたが、アメリカなんて、自分たちの都合に合う国になってくれるのなら、民主的な過程さえ踏んでくれたら兵器でクーデター政権でも認めますね、きっと。そういう国だと言うことは、あの当時の映画制作をした彼らは骨の髄から知っていたから、別に驚きもしないでしょうね。

とにかく、この時代の映画には、何だか匂いのような迫力があったのは、初代ゴジラであったように、まだまだ戦争の影が色濃く残り、平和の祈りがひしひしと伝わるのと同じような感覚で、時代性と、作った人たちの性質・感覚などがそうさせるのではないでしょうか。


自衛隊のクーデターというのは、当時も今もアレなんですが、映画当時、自衛隊とか警察を敵にした作品が大変多く、その殆どの結末は悲惨でどうしようもないものでした。

つまり、クーデターを引き起こして…という空気は多少なりとも残っていたのでしょうね。まだまだ民主制が国民のものにはなっていなかったように思えます。

ですが、それも致し方ないのかもしれない。
お隣の韓国の作品も、80年代から90年代初めまで、汚染された権力に揉みつぶされる善意の人々…という作品が多かったし、国としての熟成が進んでいく過程では、このような表現が生まれるのかもしれない。




今では、このような作品がまたまた生まれるような土壌が、時代から生まれているのかもしれないですね。

しかし、その事件性は、むしろクーデターから変わりつつあるのではないでしょうか。

大体、外敵の侵入に対して、日本の実力(平和憲法を前提として)が試されるというものが多くなっているように思います。

例えば、「亡国のイージス」「宣戦布告」「戦海の剣」「ミッドナイト・イーグル」などなど、まあ敵が自衛隊であるかどうかはともかく、全てこんな感じでしょう。

また、戦争映画、例えば「男たちの大和」「ローレライ」「出口のない海」「俺は、君のためにこそ死ににいく」などを見ていると、昔とは違い、単なる反戦という感じがしないです。正直に感じたまま言うと、「出口のない海」を除くと、どちらかというと、「国の為に戦った立派な男たちがどれだけ日本にいたのか。こんな立派な国だということをどれだけの人が知っているのか。日本の軍人たちは、みんな偉かった!日本人よ!誇りを持て!」ということを称揚する感じの方が、ずっと強かったのではないか?と思いました。セリフ全体にも今までとは違う感じがありましたし。全体として「かっこよさ」を表現しすぎでしたね。

大和という同じ題材を扱う「連合艦隊」という映画などは、戦争を全く知らないワタクシですら、あらゆる意味で、とても正視に堪えない悲惨さを表現していて、何を知らせたいのかがよく分かる。監督さんが軍人で、数々の部下の死に泣いた人だったというのが大きな原因でしょう。

同じ題材を使うにしても、作る人の思いまではっきりと映し出してしまうのが、映画作品の恐ろしいところでしょう。喩え、監督がどれだけ「反戦」を訴えていると主張しても、どうしても作品に滲み出てくるものですからね。


同じように、皇帝のいない八月を見て、CIAの使い方が変だとか荒唐無稽という人は、時代の空気を全く無視しているなあ、または感じ取ろうとしていないなあと思いました。というのは、現在の政治情勢の常識を方程式のように当てはめて語る若い人ばかり(『CIAがクーデターに力を貸すか?!』とか。反米政権打倒工作や、アフガンやイラクでのCIAの介入と裏切りも知らない)で、当時の人たちが色濃く持っていた感覚などは、全く想像の埒外。これでは、当時の時代性を感じるという映画の感じ方ができないままになってしまいます。簡単に言えば、「巨人の星」を現代の子が見れば「ギャグマンガ」にしか思えない、というのと同じ愚を犯していると思います。

多分、相手の立場で物事を考える、という訓練が、全くできていない人が多すぎるのでしょう。


さてさて。
次回は、同じ78年の作品、野生の証明にも触れましょうか。
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by uneyama_shachyuu | 2007-11-04 15:17 | 映画 ドラマ 音楽

嫌がらせには嫌がらせを。

今、とある小規模サラ金会社を訴えています。

まあよくある取引履歴不開示に対する損害賠償請求と過払い金の不当利得請求なんですけどね。

…実に鬱陶しい事件なので、説明は省きますが、まあそのうちに。

まあ、よくある手ではあるが、初日欠席しやがった(怒)。

いいけどね。

さて。
この事件では、相手方の弁護士が、

「原告は、いつも誠実に開示している実績がある」ので「今回も不法行為は発生していない」

…と主張している。
こっちが何も知らんと思っているらしい。

この弁護士。
たった二週間前、同じ会社で、過払い金とその利息全額を認められてしまった上に、嫌がらせのためにたった4万円の損害賠償を地裁事件で控訴し完全敗北したという実績の持ち主(汗)。

うちの知り合いの司法書士さんが簡裁で代理し、控訴審はバカバカしいので本人訴訟で蹴りまくり、勝ってしまった事件。

資料も全部調べている。

今回同様、小出し小出しに記録を出し、「不法行為は無い」という主張を、裁判官に半ば怒りまくりの判決文でもって、髪の毛一本ほどの軽さすら認められずに完全に否定された判決が二度も下りた事例。

…勿論、今回は、事件番号まで付けて「不誠実な実績」を主張しておきました(笑)。

判決を見れば、この弁護士も能力も性格も疑われるような内容で、今回は、最初から顔に泥を塗られるようなところからスタートだな。



ところで。
このような過払い金の請求の場合、相手方としては、なるべく記録を出したがらないので、「訴えろ」という場合があります。

その場合、その時点で存在する資料の範囲内で計算し、いわば仮定の計算で訴えることになります。

しかし、その場合、訴えられた方にも問題が出てくる。

書面提出命令が裁判所から出るからです。

この場合、会社が困るのは、途方も無い仮定の過払い金を請求されること。

何故なら、原告側にある資料だけで計算しても、過払い金の場合、被告が資料の提出を拒めば、そのまま認められてしまうからです。

とすれば、出さざるを得ない。
しかし、その場合、不法行為がそのまま成立してしまい、損害賠償と訴訟費用、相手の代理人費用まで持つ羽目になるんですね。

で、出し方に特徴があり、「すんません。あなたの言う記録よりも前に貸していた事実が判明しました。しかし、はっきりした記録ではないんですよ。何せ、『古い記録』なもんで」と主張し、「はっきりしないと言う割には、支払日・支払額共に結構バラバラな資料を出してくるんですよ。

※支払日も支払額もバラバラなのは、計算書としては、むしろ「極めて自然な姿」なので、ほぼ間違いなく「本物の正確な記録」である。つまり、「無いよ無い!」といっていても、ちゃんと持っていたという印で、その時点で判例と金融庁の指導に違反し、不法行為を成立させてしまう。

資料に基づかない原告の計算を冒頭ゼロ計算、相手の「あやふやな」後出し資料の計算を後出し計算とでも言いましょうか。

こういう手に出るのは、冒頭ゼロ計算では高すぎる場合、何とか不法行為を避けつつ払う額を「正当な」過払い金に持っていくための手段なのですが、少なくとも大阪ではあまり威力を発揮しません。

「あ?何これ?原告、認めます?あ、認めない…では結審しますけど?」と言って判決をちらつかせ、被告会社に謝らせるようにもって行く脅しをかけ、結局は、過払い金とその法定利息(5%)と損害賠償と実費費用を払う和解調書を取らせるという結果になってしまいます。

大手では、あまりこういう手には出なかったのですが、GEコンシューマはこの手に平気で出てくる。

さすが、外資系です。
しかし、特に大阪は甘くない。

この手の裁判の記録を見ると、契約書が出てきた場合でも、資料があまりにあやふやだと、和解を申し入れをしてきても、蹴っていたらそのまま結審し、結局、高い代償が相手から分捕れる結果が多い。

大阪の裁判所は、最高裁判決が立て続けに出ているので、それを盾にめちゃくちゃスピード解決してしまうんですね。




実際、このような裁判所の流れからまあまあの規模なのに、あまりいい状態にはない会社も存在します。

例を挙げると、

アエル

クォークローン

それぞれ、同じプロミスの子会社ですが、事実上整理状態に突入しています。

ただ、三井住友系なので、潰すと銀行に飛び火する。
儲けるだけ儲けたんかっ!という話が出てきてしまう。

だから、債権回収係だけは置いておき、何とか整理しているようです。



アエルに至っては、「元金の6割ならすぐに和解しまっせ?時間かかるの嫌でっしゃろ?」という態度に出てくる例が殆どで、バカバカしいから蹴ると、大阪の裁判所は、蹴るとそのまま即日結審して判決をくれます。担当者も相当和解を申し立ててきますが、大阪の裁判所は相手にしなくなりました。

そのスピードは、サラ金会社の担当者によれば、大阪が全国一番だそうで、「和解に応じてくれるところから解決し、だめなら判決は致し方ない」…などと、サラ金会社も諦めに近い態度ですね。

何しろ、あまり酷い開示拒否や和解申し立てをすると、「ワレなめとんか」…とは言いませんが(笑)、かなり怒られるらしく、相手方もホトホト…という感じになっている例を多く聞きます。


さてさて。
この裁判は、もう一人の契約と非常に強い関わりがあり、一年はかかるかもしれません。

その代わり、和解しませんけど、何か?(怒)
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by uneyama_shachyuu | 2007-11-01 23:28 | 法律