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毎年あることなのですが。

皆さんは、資格を取る、または資格を目指す方々の生活をご存知でしょうか?

受験専業で来られて、資格を取得された方。
実務をしながら受けている方。

色々なんですね。


さて、司法書士の場合。
ただ合格を目指すのなら、人にもよりますが、現在の司法書士試験は、間違いなく受験専業の方が合格しやすいのです。

特に、登記関係に関して言えば、現場知識よりも圧倒的に受験に素直な原則に従った解答ができないと、しっかり失敗するようにできています。

また、司法試験と同様にして、法的思考力を求める傾向が高まっています。

ですから、長年補助者をやっていて…という人は、実務の外し技に捕らわれすぎてしまい、逆に合格しづらいのです。


ワタクシ?

実務と言っても、ワタクシが「担当せざるを得ない」状態になっているのは、殆どが債務整理関係となっているため、受験には全く関係しません(涙)。

だから、受験は一からやり直しです。

といっても…
ワタクシの場合、やらねばならないことが山積しています。

それも、他の人たちならば、考えもしないようなことが沢山あります。

まして、業界では誰もやったこともなければ考えたこともないからできないことばかりで、先生もいません(大涙)。

ありがたいことに、他では得がたい協力者がワタクシにはいました。

本当にありがたいことです。

今はただ、使命を果たし、一定のところまできたら、またまた受験に没頭します。

つまり、没頭できる環境を作るための前段階にいるんですね。



さてさて。
どんな資格者でも、すなわち有能な実務者であろう筈がありません。

実務を経験し、知識も貯めなくてはなりませんし、何より慣れも必要です。

ですから、大抵がどこかの事務所で経験をさせてもらうため、就職を願うのです。

当たり前ですよね。



司法書士試験の場合、先日終わったばかりなのですが、この時期になると、事務所にはよくあることがおきます。

それは?

売り込み

です。



予備校などでもよく言っているのですが、

「電話帳にある司法書士事務所に片っ端から電話すると、ごくたま~に『君、中々見所があるね、うち来るかい?』といってもらえて就職できた」

などということを講師が言っていたりするのです。

…呆れた話です。


ここをご覧になる方に、今こそ言っておきます。

あれは、ウソです。

大ウソです。

「ごくたま~に」と書きましたが、「たま」という確率論から言っても、統計学上ほとんど『ゼロ』の誤差の範囲内なのです。

つまり、限りなく都市伝説に近いのです。

今でも、そういう電話がこの時期に掛かって来ます。
来ますが…ワタクシが感じるのは、「ああ、可愛そうに…パワーがなさ過ぎる」というのが第一。
後でこれについても言いたいと思います。



つい先日起きたことをお話ししましょう。

とある方から、いきなり手紙が来ました。
曰く、いきなり「先生の下で修行させて下さい」と。

そこからの内容は…もう書きませんが、返事すらしていません。
ワタクシたちの目から見て、何をやっても成功しない我が侭な子供のまんまオッサンになった人の典型にしか見えなかったのです。


その方は、何と50代
どうやら40代後半から勉強して、去年取得していたそうです。
相当頑張られたと思いますし、素晴らしいと思います。それは本当です。
問題は、年齢や経歴の事ではありません。


まず、いきなり「あんな手紙」を送って来ました。
必死なのかもしれませんし、その事はお察ししますが、50代にもなって、「送らせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?」の一言くらい言ってから「あんな手紙」を送るべきと思うんです。

「募集していない」のですから、いきなり送られた方の身にもなってみて欲しいのです。
「困る」の一言です。



「あんな手紙」と書きましたが、その内容が問題の二つ目です。

内容が一方的な自分の都合ばかり書きたてたもので、しかも薄っぺらな美辞麗句が並んでいるものだったのです。

ああいう内容を書いて、「自分が思ってもいない事を書いている」と見抜かれない力が自分にはあると思っているのでしょう。

そういう誤魔化しが自分はできるし、そうしてきたと。

なめて貰っちゃ困ります。

ワタクシ程度の人間に一読してそう思われるのであれば、大抵の人に空虚な美辞麗句なんてことは見抜かれます。

まして、ワタクシたちの仕事は、いつも人間性を見ている仕事なんです。

アナタよりもずっと上手い「心からのよいしょ」を見てきているんです。

「ああいっておけば喜んでくれる」なんて思っているとしたら、大間違いです。


笑ったのが、「いきなり履歴書をお送りするのは『失礼』だと思いますので『略歴』を送らせて頂きます」と書いていたこと。
それも、丸で芸能人と勘違いしているような写真プロフィール付きで(大汗)。

しかも、自分で「何の役にも立ちません」とあらゆる意味で経験が無いことを半ば開き直って書いている(眩暈)。

…。
十二分に『失礼』をしていますよ。
50代にもなって、そういうのが分からないのだから、うちには来ないで下さい。


第一。
せめてね?
直筆で書けきなさい。

そんな下品な内容の手紙を長々と全部ワープロで書いて送って来られたら、どう思うでしょう。

手紙の失礼さと下品さが余計に引き立ちます。






ワタクシには、商売の先達として、盟友・あきんどがおります。

ワタクシがこの仕事を真剣に取り組むに従い、彼の言うことも実感できるようになりました。

商売をするには、ある価値観がなければなりません。

それは。
「大人」であること。

言い換えれば。
相手の立場になってものを考えてみることが出来る人のことです。

そのためには。
周りに良い影響を与えるような高い波長と価値観を持つよう努力することが当たり前になっていることが必要です。


相談者、特に困っている相談者の言うことを聞き、自己美化を差し引いて聞きつつ、妥当な線を導き出す…

相手の立場になってみることが、絶対必要です。

商品にしても、そうなんです。
お客さんが必要とするサービスを相手の立場になって考え、用意し、売り出す。

至極当たり前のことです。



もし、就職活動という「商売」をするつもりなら…

自分と言う商品をいかに必要とされる存在と思ってもらえるか?

という意識が無さ過ぎる人が、実に多い。

就職活動も商売と同じなんです。

電話でも、あんなに元気が無くて、自信がなさげな小さい声でかけてこられて、「自分売り込み」の営業、できますか?

いわゆる不要不急で、しかも需要がないところへ需要を生み出そうとする営業活動です。

無根拠でもいいから自信に満ち溢れ、大きくて明るい声でなくて、誰が相手にするというのでしょう。



昨今の経営者は、学歴ばかりを見ていません。
人間としての力があるかどうか?を見ています。

良い経営者は、必ずそのことを見抜いてきます。
ワタクシが出会う方々も、そういう力をお持ちの方々ばかりです。

能力なんて、みんなそんなに変わらないのですから、就職希望者の最大の「商品力」はやる気・明るさ・めげないエネルギーだと思います。


大人の価値観は、子供っぽくないということでは決してありません。

そつの無さや物腰が欲しいのではありません。
そんなことは、経営者は全て見抜いてしまうのです。

そういうことが分からないうちは、若かろうが50代だろうが、みんな「お子様」ではないでしょうか。




さてさて。
丸で芸能人と勘違いしているような写真プロフィールを見たら、その方は、バブル期に一部上場企業から独立し、金融危機を乗り越えて数年経たない時期に廃業していらっしゃいました。

イケイケの時期なら、商売は勝手に上手くいきます。
しかし、そうではない時期になれば、その人の真の力が試される時です。

ワタクシは、その方は、正直商売には向かないような気がしました。

手紙の内容から、商売は失敗したけれど、何となく、今度は資格があれば当然に仕事は来る「筈」だが、経験がないから埋め合わせしたい…と思っていらっしゃるようです。

色々と志望理由を書いていらっしゃいましたが、内容は要するに、資格にせよ経験にせよ、「これをやったら=成功」という図式を勝手に信じて依存しているものでした。

でも、何の仕事をしたって、実はおんなじ根底があるんですよね。
今の方が、もっと厳しいかもしれない…

なぜなら、廃業の頃以上に、今の時代は、特に真の力が試され続けなければなりません。



学生さんのインターンを受け入れていますが、逆に学生さんたちの方が、そういう依存心が本当に少ないのを感じます。

力が無いとも思いません。

見た目や態度は大人しくても、やる気や好奇心は旺盛な人も、実際多いのです。



うちのジジイは、大学でも教えていたので、若い人を育てるのは好きなんです。

ですが、経営が軌道に乗りつつある今は、次の一手を打つ時期です。

ワタクシにとっても、今からも正念場。



申し訳ありませんが、補助者希望の皆様。

後何年かは、ワタクシ共は、募集はしませんので、ご了承下さい。

…しかし、うちに来ると、あまりにも不可思議で貴重な経験ばかりするでしょう(笑)。


※追伸
現在、司法書士の就職活動を見ていると、大手有利は間違いありません。

希望者も、経験と条件!一挙両得!という姿ばかりです。

しかし、そういう人は、断片的な実務を経験してしまい、しかも、独立してから廃業に追い込まれる方が多いので、ご注意下さい。

条件はあまり良くなくても、経験が積め、そしてボス先生が経験豊かなところへ行く方が、独立心が強い人には打って付けだと思います。
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by uneyama_shachyuu | 2008-07-19 20:38 | 司法書士編。

急なお話ですが。

急なお話ですが。

自己中心サイト『畝山社中』を立ち上げます。

今まで作れなかったのは、事務所用サイト作りと事務所での仕事が忙しかったせいですが、そればかりではなく、気に入ったデザインのものが作れなかったからです。

ですが、気に入ったCSS+XHTMLテンプレートも見つかり、事務所サイトでCSS+XHTMLをイジっている間にイジリ方も分かってきましたから、作ってみようかな~と。

技量磨きにもなるし、何より仕事サイト釣りと仕事ばかりでは、あまりにも味気なかったからです。

まあ、つまるところ、息抜きですな(笑)。


勿論、いきなり完成したものはできませんし、その力もありません。

事務所サイトなどと同じように、分野別に作り、オフィシャル・サイトのような中心サイトと連携していく予定です。


まずは、自動車のサイトです。
最近、チューニングとしては、あまりにも基本的な剛性アップ・パーツを付けて見ましたら、中々コスト・パフォーマンスが高いものであることも分かってきましたので、これから少しずつ仕上げる楽しみをしてみようかな、と。

ただ、自動車のサイトは、飽きてきたりネタが切れると更新がストップしてしまい、そのまま放置…ということも多くありますので、気をつけていかないといけないなあと思っております。

他にも色々と考えている分野がありますし、画策している企みもありますので、もし見かけたら笑ってやって下さい(笑)。

また、仕事から得られた情報も公開していきます。
ジジイのブログなども準備しておりますので、良かったら読んでやって下さいませ。
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by uneyama_shachyuu | 2008-07-07 17:07 | ごあいさつ