人気ブログランキング | 話題のタグを見る

事情も変わる!

仕事には、誠心誠意努めていたのだが…

実は。
事務所に戻る話が浮上している。
一人、結婚するのだが、そのダンナ予定の男が司法書士なのである。

顧客に余計なことをする可能性も、無くは無いのだ。
何故なら、その男は、独立仕立てだからだ。
女房の伝手を利用して、事務所を荒らす事位、考える輩も世の中沢山居るからねぇ~。

まだ、父親も、ワタクシが働き始めてから、ワタクシから見ても、ある程度人格的に成長したと思う。七十を過ぎてからでも、人間学ぶ事ができる、ということを学ばせて貰った。

その父親も、ワタクシという人間を見直しているようだ。
というのも、簡易裁判所代理権の100日研修の指導をしている父親は、今の司法書士が、如何にボンクラばかりかを痛感しているので、ワタクシを人材として見ても、全然違う、と評価しているそうである。

事務所に戻して育てよう、と考えるのも、こういう理由を聞くと、なるほど、と納得する面はある。

しかし、だ。
あのような時期(※皆さんは、覚えているのだろうか?前のブログを参照してくだされ!)をすごしたワタクシとしては、やはり慎重にならざるを得ない。

第一、給料をちゃんともらえる立場と言うのは、本当にありがたいのだ。

とはいえ、この仕事にも、幾つかの疑問を持ち始めていたワタクシとしては、天からの啓示のような気がする。


「オマエは、一体どうしたいのだ?」と、訊かれているような気がしてならない。



事務所の方は、ワタクシが蒔いて置いた種が効いて来て、ある程度安定して仕事が入っている状態である。
だから、資格を取るまで、働きつつ勉強することも十分可能である。
今度結婚する人をクビにするのだが。

今は、今の仕事を通じて、時間管理の仕方が飛躍的に上達したので、働きながらの方が取り易い…と本当に思うほどなのだ。



ところで。
この会社で、ワタクシは、一体何をすることを期待されているのだろうか?

我が社の人事データでは、A、B、Cのランクで、人材評価がなされている、というもっぱらの噂である。

これは、研修時代から聞いていた話ではあるのだが、Aは辞めてもらっては困る人材、Bはどちらでも良い人材、Cは辞めてもらわないと困る人材、というように色分けされているというのだ。

講師たちは否定していたが、考えてみれば、そもそも1000人規模の会社で、人材評価が無いなどと言う事自体、非常におかしな話である。

人材面でのリスクマネージメントがなっていない、ということに他ならないからだ。

では、ワタクシは、一体どのような評価になっているのだろうか?

実は、ワタクシの部署(課)では、相当人が辞めて行く。
実際、春には3人も抜ける。
一人は既に確定していて、あと二人は、ひた隠しに隠している状態だが、その一人は、ワタクシとその直属の上司以外、誰も知らない。

そもそも、店で社員が辞める課が、ワタクシのいる課だけなのである。

ワタクシは、「無類の打たれ強さ」などという、何ら根拠の無い妄言によって配属されたのであるが、そんな訳も無い。

そこで、気が付いた。
ワタクシは、「辞めさせる為に配属された」のではないか?

余りにも辞めるヤツが多いグループの上司は、新人教育失格として、わざわざベテランばかり配属された程だったから、辞められては困るとは思うのだが、どうもワタクシに対しては、今となっては、教育部の講師たちの思惑がはっきりしない。

勿論、余りにも新人が辞めたがる店というのも、評価が下がる。
実際、ワタクシの配属された店は、みんな最初は「いい店に入れて下さってありがとうございます~」などと教育に挨拶に行く。しかし、その数ヶ月も満たない間に、辞める為に「飛んで」(※簡単に言えば、無断で来なくなってしまうこと)しまうヤツが続出する。そういう店でもあるのだ。

厳しすぎるという訳でもなく、何故かは不明だ。
仕事の質が求められているからだろうか?



会社には、実は、この話し合いがあった日に報告して、それでも、無断に近い形で半日休み、事務所での話し合いに出た。

だから、事情は既に知っている。


しかし。
しかし、だ。

ワタクシとしては、辞めるにしても、もっともっと営業で人間を磨きたいものである。

今は、こう考えている。

「無料でオフィスとクルマと販促物と、顧客までくれる、その上金までくれるレンタルオフィス」

実際、営業経験のある人なら分かると思うのだが、営業職は、一事業を起業しているようなところが多分にあって、うちの会社は特別に仲間の係わり合いが強いが、本来独立していて誰とも接触しない、というところが殆どなのだから。

だから、ワタクシとしては、自己啓発の本なども読んでいるし、勉強もしているのだから、給料貰って人間教育を受けているのだ!と思って仕事に取り組んでいる。

そして、より上のレベルでの仕事ができるようになってやろう!と思っている。

その上、会社からの命令で、実現できもしないものであっても、「はいはい♪」と聞いておいて、結果が出ない!と怒られようが、「だったらクビにして~ん♪」という気楽なところもあってか、何故か成績が上がった(笑)。



タイムリミットは、ある筈である。

しかし、今は、喩え父親があの世に旅立とうが、関係ないほどの力を付けられる!と考えると、今の仕事が矛盾と反道徳的な面があろうと、中々に楽しめそうである。

しっかしまあ。
たった半年で、本当に色々と学べる職場である(大笑)。

「仕事は、魂を磨く人生道場である。」

…と言った人がいるそうだ。

当たっていると、今は思えるなあ。





かくして!
ワタクシは、この会社に残るかどうかが不明となった。
辞めるにしても、私は吸収できるものは全て吸収してやる!

これからのワタクシに、自分で期待している今日この頃です。

by uneyama_shachyuu | 2006-02-11 21:15 | サラリーマン編。