入院顛末記その2。
では、第二部です。
1月21日(日)
やはり、咳が酷くて3時間も眠れませんでした(涙)。
相変わらず本ばかりです。
ですが…
もう我慢ならん!
アタマを洗いたい!
ということで。
この病院の洗面所は、お湯が出るし、洗面器として溜められるという事に気が付きました。
ただ、指などが通っている間、お湯が出るという仕組みなので、ずっと手を動かすなどをしてお湯を溜めるという傍から見れば実に間抜けな行動をとりつつ、何とかお湯を溜めました。
そして。
そのお湯でアタマを洗いつつ、もう勢いが止まらずに石鹸でも洗いました。
三回この行為を繰り返し、しまいにはお湯を溜めずに洗面台にアタマを突っ込んで直接お湯を当てて洗うという挙に出ました(笑)。
ふ~。
実にすっきり(笑)。
ついでに体中お湯に浸けたタオルで拭きまくり。
元通り、爽やかな男になってしまいました(ウソ)。
母親には、何かと差し入れをして貰いましたが、これは失敗でした。
何しろ動かないので、そんなものを食べてしまうと、お腹が張ってしまうのです。
病院食の偉大さには、改めて気付かされた一日でした。
痛みは、この日も昨日と同じで、また左足首以下の痺れは無くならず。
また、痺れ・鈍化と共に筋力低下が起こっていました。
これは、ヘルニアの典型的症状だそうです。
何もする事が無く、夜を迎えました。
夜にも同じようにアタマを洗います。
それで、就寝。
1月22日(月)・朝
また通常通りの病院の一日が始まります。
朝の回診で、今まで診て頂いた医師お二人ともいらっしゃいました。
曰く、今の状態だったら、神経根ブロックまでは必要無し、打つとしても硬膜外ブロックになるが、それも今のところ必要無い。だから、このまま入院して様子を見ても良いし、退院しても良い、という事でした。
勿論、退院!を選択。
そのままコルセットの採寸を行いました。
昼前には退院致しました。
その後、1月24日(水)にコルセットを受け取りました。
…実に高い(汗)。
7割は戻って来るんですけどね。
で、現在に至ります。
今日は、痛みが出て病院に行って来ましたが、注射はやはり必要無し。動ける程度の場合は、まだ打つ必要が無い治療方法なのだそうです。
こうやって痛みは時々出るもので、また痺れ・鈍化は、かなり後々まで続くのだそうです。
ふ~。
やれやれ。
痩せるのは無理だよなあ。
動けないんだから。
とにかく。
仕事は、家で行っていますが、何しろ座っているととんでもなく腰への負担が大きい(※寝ている状態の負担を「1」とすると、立っていると2倍、座っていると何と3倍の負担らしい)ので、あまり仕事は出来ないのです。
来週からは、一応出勤しますが、家でできる仕事があるか、そうで無い場合は短時間事務所で仕事を行い、後は家に持ち帰るかということになりそうです。
多分、そんな状態は来週までだと思っています。
しかし。
ヘルニアは、長い戦いだわ(涙)。
如何でしたでしょうか?
ワタクシの入院は、大したものではないということだけは分かって頂けたかと思います。
ただ、あの痛みは尋常ではないのです。
また、椎間板ヘルニアは、別に腰を酷使したから出るとは限らないのです。
誰でも簡単に起こります。
一応、椎間板の老化が原因と言われますが、20~40代が一番多い病気です。
皆さんも、腰や背中に違和感が長く続いたら、疑ってみて下さいね。
月並みですが。
つくづく、健康はありがたいです。
by uneyama_shachyuu | 2007-01-26 23:54 | 小人閑居