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歯牙にもかけていなかったが

ワタクシとしては、あまり興味もそそらなかったのですが。

沢尻エリカ(通称「様」を必要とする)のことです。

…どうでもいいけれど、何か??(笑)
本当にどうでも良いのですが、正直言えば、「真ん中に立つべきでない人が、何らかの理由で一回立ってしまうと、結末は悲惨だなあ」と思いました。

彼女は、ワタクシにとっては、丸で印象が残らない人だったんですよね。

正直、「え???出てた????」という感じになってしまう。


ワタクシの知り合いには、芸能界に繋がりがある人もいます。親戚にもいます。

その縁で、とあるスターにお会いさせて頂くと…

日ごろは、単なる元気なおばちゃんだった人が、いざ本番となった時のエネルギーは、凄まじいものがありました。

圧倒されます。
丸で、普通の悟空がバトルモードでいきなりスーパーサイヤ人になったかのように、全く違うのです。

あれがオーラというものなのでしょう。

で、沢尻さんの場合。
実際お会いした芸能関係者に、知り合いが繋がっていました。

初めてお会いしたとき、沢尻さんのえらいオーラにびっくりした、とその人は語っていたそうです。



しかしね。
彼女、本番になると、ど~でしょ~?

多分、自分が女王でいられる…自分の世界で「主役」でいられる日常生活では、確かに大きなエネルギーは出ているんでしょう。

しかし、肝心要の本番で、他の役者さんが出せるエネルギーは、彼女は出せない、というより、そもそも持っていないのだと思います。

ですから、本来、「真ん中に立つべき人」ではなかったのではないかなあ、と思うんですね。

でも、彼女、分かっているのかな?
自分が印象が残らないタイプだということ。

自分では、そうは思っていないかもしれない。

ワタクシは、そう思っていました。
多分、ワタクシだけではないと思うんですよね。印象に残らないと思う人は。


え?演技?
役柄によるけれど、「出ていたよ」と言われて、「え?!出てた?!」という感じが段々と強くなり、ようやくやっと顔を覚えた、という感じ。

しかし、問題となっているあの時など、ホンマ、よく思ったのが、何の特徴も無いから、別の人が出ていても分からないと思ったことだけでした。

他の人は、表情も含めて、皆さん印象が残る。

しかし、彼女は、派手なマネキンが立っているだけではなかったかなあ…

別に取り立てて褒めるようなものは無かったですね。

では、歌は?
…。
あれじゃ誰が歌っていても分からない程度に上手いのではないかなあ。

彼女が歌っていなくても、ね、という感じ。

…まだ倉木麻衣の方がマシかもしれないなあ。

ボーカリストとしては致命的に声量が足りないのをごまかして歌うのを聞いていると、歌詞もよく分からないときもあったし、疲れてしまったけれど、まだマシだなあ。

…そういえば、倉木さんも、宇多田さんのコピーと騒がれたときもあったが、結局、本家本物の方が売れているという状態に落ち着いた観がある。



そう。
残るものには理由があるんですね。

一言で言えば、個性だなあ。

いくら美人でも、そういうのがないと、残らないもんなあ。




実際、沢尻さんに「様」なんかつけるのはマスコミで、それでちょっと自惚れてしまったかもしれないけれど、現実はよりシビア。というのは、彼女、あれほどあったCMも激減していたし、テレビドラマはゼロ、映画がやっと一本という状態になっている。

本当は、周りだって、本能的には…いえ、本音では分かっているのかもしれない。



ところで。
彼女は、自分のことについて、どのように思っているのでしょう?

ワタクシは、その点が、最近の態度から、ちょっと気になりだしていました。

しかし、ある日、インタビューを見て、「ギョッ?!」となりました。


それは、映画のプロモーションで、とあるテレビ局のインタビューを受けていた時の事。

質問は、「自分の顔のどこが好きか?」というもの。

しかし、彼女の答えは、答えになっていませんでした。

「髪をアップしたら、ここの『印象』が…(略)私って『印象』が変わるんですよね」

彼女は、立て続けに『印象』という言葉を三回使ったのです。

…瞬間、ワタクシは、「あっ!」と思いました。

質問は、どこの部分が好きか?というだけなのに、彼女の中では、すでに『印象』と摩り替わっている…


彼女は、本当は、本能的には分かっていて、自分で必死に否定しているのかもしれない、と思いました。

自分が印象に残らない役者のままだということ。

彼女の日ごろのメイキャップって、正直ひどい濃さでしょう?

あれは、スッピンに近いメイキャップでは、印象に残らないのを恐れているのではないかなあ、とその時思えました。

彼女としては、必死に印象付けたいという表れだったのかもしれません。

同年代の主演級の女優さんたちは、皆さんスッピンとはいかないものの、そうであっても大丈夫なくらい、力があるから印象に残ってしまいます。

しかし、彼女は、そうでないのを恐れて、わざわざあんな顔になって出ているのでは…

彼女は、同年代の女優さんに凄まじくライバル心を持っているかのような報道がありました。まあ、それが本当かどうかは分かりませんが、少なくとも、強く意識はしているでしょう。


本当は、そういう自分にちゃんと気がついていて、それを見られるのが怖いのかもしれない。


だから、歌も歌って、目立つファッションをして、強気な発言をして…必死に「沢尻エリカ」を演じているのかもしれない。

あの問題のパフォーマンスは、「私を見て!しっかりと目に焼き付けて!」という、彼女の必死な叫び、訴えだったのかもしれない…と個人的には思いました。


でも、ねぇ。

方法論を間違えたかもしれないな。

第二の中森明菜になっちゃうかもよ~?(汗)

by uneyama_shachyuu | 2007-10-05 16:37 | 時事