畝山社中発起人組合
2013-07-19T23:49:14+09:00
uneyama_shachyuu
畝山@代表の「一銭にもならない」独白。
Excite Blog
もうすぐ。
http://uneyama.exblog.jp/19299653/
2013-07-19T23:46:00+09:00
2013-07-19T23:49:14+09:00
2013-07-19T23:49:14+09:00
uneyama_shachyuu
ごあいさつ
こちらしかお読みでないという方は、殆どおられないと思いますが。
ワタクシ、7月7日をもって、婚姻届を提出いたしました。
先日、ワタクシが参加する勉強会の昼休みに、御挨拶でワタクシの恩師や勉強会の仲間にもお披露目しましたが、歳の差もさることながら、一部僻み異論を唱える仲間がいるということを聞いた彼女は、ただでさえ童顔の上に、更に若々しく短パンなど履いてきたものだから、余計に若く見えたせいで、恩師は、犯罪に近いと言われました(大汗)。
どうやら、姉と同じ感想を皆さんお持ちのようで(笑)。
で。
もうすぐ引っ越しです。
来週から同居開始。
さてさて。
まあ、これから頑張ってまいります。]]>
やっぱり勝負!
http://uneyama.exblog.jp/18967175/
2013-06-13T22:46:00+09:00
2013-06-13T23:18:14+09:00
2013-06-13T23:18:14+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
今回の場合、会社の代表取締役だった人。
大阪地裁の場合、会社の代表取締役(だった人を含む)の自己破産の場合、会社財産と自己財産との区別を相当ハッキリさせなければ、管財事件にされる傾向が高いです。
今回の場合、代表取締役からは引いていましたが、会社の連帯保証人になっている点や、一部会社のための借金もあったため、同時廃止ができるかどうか?は、自信が持ちきれない事件でした。
書類に関しましては、うちの事務所では(というよりワタクシが作ると)、必要書類が落ちることは徹底的に防ぎますが、こういう場合の陳述書は、どこまで求められるか?は、書記官と裁判官の判断に委ねられているのが実情です。
ですから、どこまで細かく書くか?は、常に迷います。
今回の場合、会社の業績と会社財産の行方、個人の債務との関係を徹底して書くことができていません。自分でも分かりました。
そこで、大阪地裁は、債務者審尋を言ってきました。
…勿論、書類追完は殆ど必要ありませんでしたけどね(笑)。
今回の場合、上申書に勝負を賭けました。
およその会社業績と利益率、報酬、借金の返済金額などを、依頼人たちの記憶の限り、丁寧に徹底して説明しました。
会社財産と個人財産関係との区別がなされていた事実にかなりの注意を払いました。
で。
同時廃止決定。
ふう。
簡単に見えて、大変なんですよね。
大阪地裁(大阪高裁管轄の地裁)では、東京その他の地裁とは違い、基本的に書類審査で同時廃止が決定され、審尋期日は例外的とされています。
債務者審尋には、二つの場合があります。
一つはお叱り。こういう生活とかお金の使い方ではいけませんよ!と叱られるためのものです。
もう一つは、不明な事情について説明を求めるための場合。
問題は、特にこの後者の債務者審尋では、ちょっと気を抜いた行動を取ると、裁判官の判断で管財事件に回される場合が実際にあるのです。
簡単になめず、丁寧に数字化し、どうしてこうなったのかを社会情勢や契約情勢などを経営問題に発展した時点を明確にしたのが良かったようです。
今回は久しぶりに緊張しました。
大変ですね;;
勉強になりました(涙)。]]>
何とか生きている・・・なあ。
http://uneyama.exblog.jp/18915563/
2013-06-07T01:02:00+09:00
2013-06-07T01:21:59+09:00
2013-06-07T01:21:59+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
件の本人訴訟は、正に正念場。
裁判官がしないしないと言っていた証人調べをすることになり、裁判官は、依頼人には「最後の証人調べだけは弁護士さんに任せる…という手も考えて欲しい」と言い出しました。
このままでは、裁判官が本人尋問や証人調べをしなくてはならなくなるから、と。
あなたに有利に質問できないのよね、と。
裁判官としては、証人調べなどでしくじってもらっては困る、という事らしい。
この証人調べをもって事実認定を終える、と。
つまり結審するという訳です。
相手方弁護士には、「よく分かっていると思うけど、控訴して争う事件じゃないからね??」と釘を刺している。
…普通言わんよね、こんな事。
しかし、だ。
…あのね。
裁判官と言う人は、弁護士さんの業務がよく分かっていないらしい;;
最終場面で、いわば堀という堀が埋め尽くされてから考えろ!と言われているようなもので、これは別の意味でハードルが高い;;
相当の資料が固まってからの証人尋問だからねぇ;;
…という訳で。
信頼できる優秀な弁護士さんを紹介し、通常の受任に近い形で受任してもらいました。
先生に事件の話をお話していると、それを聞いているうちに、「裁判官とどえらい関係になってしまっているな」と呆れていらっしゃいました;;
裁判官を怒らせてしまっているからです。
その通りですよ。
まあ、裁判官としては、訴えられた被告の本人訴訟に原告弁護士がボコボコ…というのでは恨まれる恨まれる;;…ってのも影響があるかもしれません。
最後にこちら側から出した準備書面は、相手側からでた証拠が、うちの主張の証拠になってしまっている点を指摘してひっくり返し、別の証拠から相手の主張を間接的に潰してしまったし。
裁判官は笑っとったなあ。
このままでは、本当のボコボコ裁判で終わってしまう。
でもねぇ。
どうなんでしょ??
こちらが紹介した弁護士さんは、本当に優秀な方なので、相手方弁護士とは雲泥の差。
あの先生を相手に証人尋問と本人尋問をするのは、本当に大変やろね。
さて。
今は、破産事件やビジネス・インタビューの申し込みに忙しいのです。
もっと成長しなければ。
…来月結婚なので(ポッ)。]]>
何時の間にやら。
http://uneyama.exblog.jp/18699003/
2013-05-05T18:51:00+09:00
2013-05-05T18:59:47+09:00
2013-05-05T18:59:47+09:00
uneyama_shachyuu
ニュース
あと二か月で同居を始めるワタクシとしましては、何だかここまで来るのに何だか色々とありましたなあ~。
あ。
彼女のご両親とうちのジジババとのお顔合わせも無事終了し、既に入籍と同居を待つばかりとなっていますので、ここを見て頂いている多くの方々、ご安心を(←何に??(汗))。
先日、前の職場の教育期間にお世話になっていた、ワタクシの師と言うべき方の塾で、仲間と一緒に合宿研修を受けて参りました。
いや~~~~~~。
思い出すものです。
かなり思い出すことが亡くなっていた、様々な事を。
懐かしさに、参加していた前職の仲間や塾の仲間とも大笑いしながら、珍しく酒のツマミに話に花が咲きました。
ワタクシの人間力アップとともに、今後の事も練り直し、計画を立て、守り通さんといけないですからね。
今後も勉強し続けなければ。
さて。
こんな記事が。
ジャーナリスト・井上トシユキが見る「上杉隆×池田信夫“名誉毀損”裁判」第1回
ジャーナリスト・井上トシユキが見る「上杉隆×池田信夫“名誉毀損”裁判」第2回
最初、何の事やら?と思っていたけれど、読んでいるうちに、「ああ、あの事か」と思い出しました。
具体的事実がどのような関係があって名誉棄損とか言うのかも分からんし、またそれに対する反訴もどんな内容かはよく分からんので(名誉棄損『返し』でもしたのかな?)、この記事から漂う雰囲気とか、そんなことになってしまいますが、一つ感想を。
まず、原告の訴状と代理人。
こりゃちょっと…と思ったのはワタクシだけではあるまい。
この弁護士さん、ちょっと…ねぇ。
第一回口頭弁論期日に「名誉棄損箇所を『具体的』にして表にまとめろよ」という裁判長の釈明をされておきながら、第二回にも繰り返し「お願い」されている、というところに、この弁護士の態度(と品性)が分かる。ただ附箋をしていただけなら、尚ちょっと…としか言い様がない。
大体、訴えた時点で、訴状と証拠でそれなりに名誉棄損の事実について主張立証している筈なのです。しかし、第一回期日で弁護士が「一か月半くれ」といっておきながらやらず、第二回期日で裁判所(裁判官)が繰り返して「表にしてまとめて下さいよ、お願いします」と言っているところが笑わせてもらった。
つまるところ、訴状の内容が、具体性にかける点が多くて分かりにくく、また整理されていなかった訳です。
もし整理されていれば、そういう釈明は起こされなかったし。
まして、被告側から求釈明を受けて裁判長があえて二度目の「お願い」をしているというのは何なんでしょう?被告から「訳分からんやんけこれ(怒)」と言われて、裁判官から「ご尤も」というお墨付きが出た、というのが大体のところだと思う。
大体、第二回目までに訴えの一部取り下げなんて、どんだけよ~?と思ったのはワタクシだけ?割と恥ずかしいよ?第二回目なんてね。訴えの内容について細部まできちんと検討していなかったというのも丸出しだしねぇ。
依頼人との関係はどうなのかな?
次に、弁論準備手続きを採られた事。
この事自体はそれ程珍しい事でもないけれど、記事の通り、口頭弁論とは違い公開されず、弁論が再開されるまでは、割とざっくばらんに裁判官の指示が飛ぶようになります。
問題は、記事でも書かれていたけれど、この手続きを採った裁判官の意図ですね。
第二回でこの手続きが採られたということは、裁判官も割としっかり訴状と証拠は見ていると思います。確かに筆者の言う通り、裁判官は和解も視野に入れていると思いますが、その上で論点整理の名の下に準備手続きが採られたという事は、「おそらく相手方も黙っちゃいないだろうから反訴くらいはあるだろうし、最後まで行くかもな」という気持ちは、逆にちらとはいえあったと思います。
おそらく、答弁書には反訴提起をする予定であるということくらいは書かれていただろうし。
また、「訴状が分かりにくいで;;」という点もあったと思います。要は、主張は単純だけど事実関係などがややこしすぎるものを書いてしまい、「何言ってんじゃこれ?どこのことを言ってんの?」という内容なのも間違いないな、と感じました。何しろ裁判官が「表でまとめて!」ということをわざわざ「お願い」している点、こういう時は、大体弁護士の方が相当年上だから、イライラしながら相当気を使って言っている場合なんですよね。
既に、この訴訟の行く末には、ある程度の展望があって、そこに至るまで控訴の危険をできるだけ減らしたい、多分任期としては着任してからまだまだ浅く、素早く判決する必要もない、だからじっくりやりますか、てな感じもあるかもしれません。弁論準備手続きって割と長くかかるものですからね。
つまり、逆も真なり。
「場合によっては判決書くで」という意思も、半分持っていると思いました。
更に、反訴提起がなされるとの事。
ここがポイント。
裁判官が反訴提起まで予想しているような訴状の内容だった場合、相手が反訴を起こすとタダじゃ済みません。
ハッキリ言えば、和解はほぼあり得ない訴訟になるからです。
反訴提起をされた場合の和解の率って聞いたことが無いけれど、実務的な感覚では、通常よりも下がると感じています。当たり前だわな?わざわざ「訴訟提起」をこの訴訟を機に反対に起こすというのだから、それ相応の覚悟があるのが通常だから。
だから、被告(反訴原告)の気持ちや意図を考えれば、割と単純です。
訴訟提起は勿怪の幸い。これを機に、上杉のヤツを完膚なきまで叩きのめしてやる!
…と息巻いているのは間違いないです。
わざわざ反訴を提起しているんですから、判決まで得ないと意味がないと通常は考えます。
だからこそ裁判官には、ややこしい点まで明らかにして、その結果をもとに口頭弁論を再開し、判決まで行くという意図もあったと思います。
また反訴提起をする会見内容を見ると、被告(反訴原告)側は最初から原告(反訴被告)の主張を木端微塵にできるだけの証拠を取り揃えて整理していると思いますよ。
つまり、ね。
通常の弁護士・裁判官だったら、「何でこんなん起こしたの?」という突っ込みどころ満載の訴訟だったんだと思います。
ワタクシの感想。
第二回目というより、おそらく答弁書に「反訴提起する」書かれているとすると、訴訟提起前までに、上杉氏が弁護士を通して高飛車に「謝れ!謝れ!そうせんと訴えるぞ?!」と言って体裁をつけてから訴訟を提起し、それに対して池田氏は訴訟提起の準備をしていた、というところではないかなあ。
タイミングや内容からは、こんな感じに見える。
でね。
多分、訴訟に携わる方々なら、この記事を見て、むしろ原告(反訴提起後は『反訴被告』)の方に、「よくまあこんな訴訟起こした…というか『起こせた』よねぇ?」という感想を持ったのではないかなあ。
これは、単純に上杉氏に分が悪いと思える。
あの当時話題になっていたけれど、あれだけはっきり「コピー」に近い内容を出していたら、盗用と言われても仕方がない(現に被告側から『一言一句違っていなかった』とまで指摘を受けていて、当時も問題視されていた)。時間的前後関係も分かりやすく、もし真実として「借用」したのであれば、最初から「読売新聞のまとめが秀逸なので、これ使うね」と一言書き添えておけば問題なく、また指摘されたらごめんなさいと言えば済んだ話で、そこであえで自分のプライドを立てなきゃ、こんな無用の戦を起こさずに済んでいただろうに。
そして、こういう訴訟には、それなりの弁護士さんがついてしまう。
何故なら、100人いたら90人は受けない訴訟と思えるから。
内容証明等で上杉側が謝罪を求めたであろう時点で、おそらく池田氏は訴訟を準備していたと思われます。その時には、それに備えていたであろう証拠がワンサカと用意されているのは目に見える訳で、そうした場合、それ名誉棄損だやれ真実性の証明だとかなど、割と簡単に吹っ飛ぶ可能性も高くなると思えるんですよね。
だとすれば、上杉氏は、それまでのキャリアを吹っ飛ばしてしまう恐れすらある。
勿論、例えば読売新聞社に証人がいて、それを申請する腹があるとかなら格別、そうでないなら、一体何でこんな訴訟を起こしたのか見当もつかない。
池田氏から恐怖を感じて訴訟に踏み切ったのか-
ただ言えることは。
あの地震以来、上杉氏がテレビから姿を消していること、かな?
でも、池田氏も「??」な人、なんだよねぇ。
※しかしながら、ワタクシ個人としては、目くそと鼻くそがそれぞれ自身を相手に投げ合っているようにしか見えない。まず上杉氏は、政治やジャーナリズムに対する自身の経験から語る事には説得力を持つが、それ以外は「??」と思える人だったし、今回の様な誰が見ても割と分かりやすい事を平気でやっちゃう人、と思っている。これに対して、池田氏というのも何なのでありまして、あまり深い知識と洞察力がある人には決して見えない。憲法論議を自分から吹っかけているが、表現の自由に対する過度な信仰があったり、人権問題については多分判例もよく分かっていないようで、要するに憲法学を正当な解釈論から論じておらず、かなり得手勝手に解釈している人なのだ。経済論などは、素人ワタクシが見ても、どうして挙げられている資料でそういう結論になるの?!と毎回悩んだりする。すなわち、要するにどちらも「?????????????」な人物という認識しかなかった。だから、お互いの波長(波動)で呼び合ってしまったんだろうなあ。事実、こういう争いになっているのはこの二人だけで、世間は無視しているでしょう?つまるところ、どうでも良いことで角突き合せた結果の訴訟がコレな訳だ。今回の訴訟では、確かに上杉氏の勇み足と「キレテナ~イ!」という言い訳から問題になったのは間違いないとしても、池田氏がさてさて?な人物と感じていることとは別問題であることだけは注記しておきたい。]]>
自分を棚に上げ;;
http://uneyama.exblog.jp/18250244/
2013-03-16T22:24:00+09:00
2013-03-16T22:54:25+09:00
2013-03-16T22:52:19+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
何でも、相手方についた弁護士が、自分の無能を棚に上げ、また自分の顔に泥を塗ったという逆恨みから、相手方に言い訳したことに尾ひれがついて出来上がり、こちらの耳に届いたというところらしい。
弁護士
潰し
専門の
司法書士
事務所の
悪党ボス
…やれやれ。
そんな儲からんこと専門でやるかいな(汗)。
これって、相手には見えていないけど、ワタクシも言われているんだよな(汗)。
何しろ、絵図面書くのにワタクシも入っている訳だから。
まあね。
ワタクシについて言えば、悪党というところは…まあ人が悪いってのは認めよう(笑)。
でもね。
依頼人のために『悪』を振るうのは、もう一つ『上』の段階でっせ。
…こうやって、悪評と逆恨みがつのっていくのかな。
勿論、負け犬の遠吠えが心地よいのは未だ変わらず(笑)。
やっぱり、人が悪いなあ(汗)。]]>
立証妨害の果てに。
http://uneyama.exblog.jp/17798410/
2013-02-09T19:04:00+09:00
2013-02-10T14:18:58+09:00
2013-02-09T21:55:02+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
「またまたほぼ確定…かな?」
「ま~~~たやっちゃった人;;」
事件は、これまでやんわりと回りくどく説明してまいりましたが、まだ終結していません。
事件が終れば、説明できるんですけど…
まあ、概略は前の記事から推理していただくことにして。
現在、建物の一部に時効取得が成立するか?という論点で争う段階に入りつつあります。
…殆ど聞いたことが無いと思うんですよね;;
で。
相手方弁護士は、最初から盛んに「建物の一部に時効取得が成立する訳がない」「一物一権主義をしらんのか(嘲笑)」という態度に終始してきましたが、裁判官が時効取得の審理に入ることを暗に示してからは、盛んに訴訟を妨害するようになりました。
市役所に何らかの圧力をかけ、裁判官が必要としてとても注視している「市の図面」を、一度ならず二度までも出させないようにしたのです。
※実際、書記官のお話から、市当局とのかなりの回数のやり取りがあり、その中で市側から弁護士が絡んでいることが仄めかされていたらしく、裁判官は立証妨害の疑いがあると、とても怒っておられたとのことで、書記官もかなり怒っていた。
…でも、ワタクシたちは、最初から準備していた。
この図面が死命を分ける可能性が高く、それまでの相手方の主張を粉々に粉砕しかねない物だったから、手に入れる必要があったのですが、難なく手に入れていたのです。訴訟よりも前にね。
何故なら、ヤツらは、登記の添付書類の中に、市の図面を写真に撮って提出していたのだから。
こちらは、訴訟前に既に添付書類を閲覧・撮影していて、その他攻めるところも証拠も取りそろえてから、知らんふりして譲渡禁止の仮処分を申し立てていたので、最初から攻め手は沢山持っていたのです。
今回、満を持して証拠として開示するため、その添付書面で出されていた図面を写真で撮って提出。裁判官は「助かった。これで審理する」と言っていたそうです。
(※前回期日に依頼人が図面コピーの一部を裁判官にだけ見せていたので薄々勘付いていたが、明確な証拠として掴んでいるとは思っていなかったようだった。だから、提出されなければ立証手段がなくなり、こちらが不利になると思い込んでいたようだ。)
さて、相手方の法律的反論です。
今回の建物は、中が壁で完全に区切られ、各戸に専有(時効取得では『占有』)部分を持っていたケース。
相手方弁護士は、このように言ってきました。
①共有権は時効取得の対象にならない。
…う~む…時効取得のあり様では共有権もあり得ると思うんだけどな;;
まあ、面積的な割合で証明すれば、共有権はあり得ると思う。
②建物の一部も、その範囲の明確性、独立性がある限り、時効取得の対象になる。
この場合、区分所有法第1条の「構造上の独立性」がなければならない。
ふむふむ。なるほど。
この点には反対はしない。
③本件建物の場合、『天井は簡単に外せるし、天井裏は区切りが無く、空間が繋がっている』から独立性はない。
は??
本気で真面目に言ってんの?
アンタ、ちゃんと定義を調べて言ってんの?
現地調査はちゃんとしたの?!
相手方弁護士は、二つの点で墓穴を掘ってしまった。
まず、一つ目。
「構造上の独立性」については、かなり古い有名な判例があるのだ。
これを調べていないとなると、弁護士としては能力的にも職務上の意識の上でも非常に問題がある程度の重要判例なんですわ。
相手方弁護士が言うような完全密閉説に対して、最高裁判所は、以下のように定義している。
「建物の区分所有等に関する法律一条にいう構造上他の部分と区分された建物部分とは、建物の構成部分である隔壁、階層等により独立した物的支配に適する程度に他の部分と遮断され、その範囲が明確であることをもつて足り、必ずしも周囲すべてが完全に遮蔽されていることを要しないものと解するのが相当である」(最判昭和56年6月18日民集35巻4号798頁)
…天井があろうと無かろうと構わないのです。
住んでいるところが明確に区別されてる程度に遮断されていさえすれば、ね。
それから。
本件建物は、天井が無く、屋根まで分厚い壁で遮断されている。
…つまり、判例でも相手方弁護士の主張でも、構造上の独立性に争いが無い状態になってしまうのですわ;;
馬鹿め。
自分で自分の首を絞めやがった;;
こちらは、市の図面の写しを示しつつ、本件建物の過去の状況を説明し、更に、法的観点から反論、建物の状態まで写真で説明しました。
そして、当日。
裁判官は、図面の原本を確認するため、文書提出の嘱託申立てを行ってほしい(相手方弁護士への嫌味なのか、『法務局はすぐに出しますから』と相手方弁護士と依頼人とを見比べながら言っていた(笑))、それで出てきたら該当部分を謄写して証拠として提出して欲しい、すぐに証拠として採用するから、と言っていました。
それから、成立するかどうかは分かりませんがと前置きしつつも、時効の点について、こう切り出しました。
まず、時効取得は、占有した部分を時効取得するものであるし、相手方弁護士の主張にも一理あって、面積の率で共有持ち分が決まるのだから、占有部分の床面積の測量図面を出してほしい、と。
そして、このように付け加えられました。
また、このように占有した部分を取得するのだから、共有持ち分ではなく、建物の占有部分のみを取得する法律構成を考えて欲しい、と。また、その方が良いように思えると。
…なるほど。
ワタクシたちの理解としては、つまるところ、これだけ構造上の独立性がはっきりしてしまった以上、共有持分ではなく、建物の専有部分を取得する、つまり区分所有権を時効取得したとして、区分建物の登記を求める主張と法律構成に変えて欲しいと暗に求めてきていたのではないでしょうか。
最後に、こう付け加えるのを忘れませんでした。
「こういう方向で進めていきますので。」
…この間、たったの10分余りの時間でしたが、裁判官は依頼人ばかりに話しかけ、相手方弁護士はほとんど無視。まして、成立するかどうかは分かりませんがと言いつつ、「この方向で」と言うのですから何をか況やというところですね(笑)。
相手方弁護士は、今まで横柄な態度に終始していたのに、この日は最初から縮こまった態度で、何も言おうとしませんでした。さすがに最後に言われたことでワサワサと何か言おうとしましたが、裁判官に「反論の機会は与えてあげるから」と言われて抑えられてしまいました。
最後は、したこともない挨拶を丁寧にして帰って行きました。
しかし、難題です。
法律構成はともかく、訴えの趣旨をどのように変えるのか。登記まで行うとして、それを判決として求めることができるのか。
これは難題ですよ;;
判決にし得るよう、こちらから訴えの趣旨と法律構成を打ち直さなければならない。
しかし、裁判官は、こちらはそれができると思っている。
…頑張りますわ。
それにしても。
今回の事が終れば、弁護士のしたことは、公に…明らかにするからね(怒)。
首を洗っとけよ。業界にいれなくなるかもしれんから。]]>
明けまして。
http://uneyama.exblog.jp/17547838/
2013-01-01T21:28:00+09:00
2013-01-01T21:30:17+09:00
2013-01-01T21:29:28+09:00
uneyama_shachyuu
ごあいさつ
今年もよろしくお願い申し上げます。
既に年も明けて、やっと正式に言う事が出来るのですが…
自分を追い込むために、新年の誓いを立てることにします。
社会財産としての事業を失わせず、人・物ともに、継続・発展・成長させることをビジョンとして、ミッションを組み立てていくことを誓います。
ワタクシ、将来性ある中小企業を、目の前で、ほぼ完全に崩壊するのを見たことがあったため、試行錯誤して様々なサービスを考えていたのですが、去年から形になり始め、このサービスで社会に貢献したいと考えるようになっていました。
その中でも今年は、来るべき時に備えて過去数年間準備してきたM&A事業に、今まで以上、より深く飛び込むことになります。
既にきんざい(金融関係の方は、よくお分かりの筈)が資格を制定する予定で、ワタクシは、とある筋で第一期生として、現在は民間資格ではありますが、将来的にはFPのような委託型の国家資格を目指すという、M&A専門資格者認定される予定…です←特別試験に合格すればの話なのだが(汗)。
うちの業界では、あまり…というか殆ど興味が持たれていませんが、いわゆる後継者問題(事業承継)では切り札的ソリューションで、事業承継問題に取り組むと言っても、最悪このルートと実務の実力を握っていないと何もできないのが実情なのです。
事業承継でも、後継者がいて成長が望める場合には、それが得意な方へ案件を回し、相続対策などに協力させていただくことに留め、ワタクシたちの事務所の特徴として、中小・零細企業専門のM&Aアドバイザリー業務をすることにしたのです。
専門性が高くて大変難しいためか、本来近い筈の公認会計士などを含め、事業化することを考えている士業事務所が大変少なく、また日本ではまだまだブローカー的な世界でしたから、正式に発表するのを控えていたのですが、日本最大手の専門企業との提携が進み、お声掛けも進み始め、情報も集まりつつあり、更に、売上1億円以下の企業のM&A専門市場が出来、その市場規模を狙っていらっしゃる買い手ニーズも既に依頼されている状態となり、自分の尻を蹴っ飛ばす意味で、今回誓いを立てる事にしました。
…とここまでデカイ目標を書いてしまったので、逃げ隠れできません(汗)。
もう一つは…無事結婚だな(涙)。
ともあれ。
皆さん、今後ともよろしく。]]>
ま~~~たやっちゃった人;;
http://uneyama.exblog.jp/17415354/
2012-12-13T00:02:00+09:00
2012-12-13T00:01:44+09:00
2012-12-13T00:01:44+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
現在、修理&治療中のワタクシです。
…もうすぐ彼女のご両親にご挨拶に行くのになあ;;
さて。
「まあ~こんな人もおるのが世の中。」と「またまたほぼ確定…かな?」で書いてきた訴訟ですが。
…相手方。
ついに、依頼人と裁判官に対して、半ば公然と立証妨害まで始めやがった;;
詳しくは書けないので簡単に言えば、役所を脅して裁判官が求めている文書を出させないようにしてしまった;;
しかし。
裁判官も大したもの。
それをすぐ見抜いて、その弁護士に対し、「アンタ、役所に行って来たの?」って尋ねると、弁護士があっさり白状(汗)。
そしたら、裁判官に「じゃアンタが貰ってきて下さいね」とピシャリと捻り返されてしまった(笑)。
アホが。
ワタクシたちと同じような手法を裁判官にされるようだったら、その心証は如何ばかりか(呆)。
今まで見た弁護士の中で、無能、かつ最低レベルな人間性。
しかも、短絡的で浅はか。
こんなヤツもおるんだなあ。
後ね、法的反論ってしつこく言って勝手に準備書面を出してきたんだけど。
つまらなくてつまらなくて笑ってしまった。
法的反論の体をなしていない。
事件が終わり、サイトで公開してからここでも書きますけど、ホンマ、これでも弁護士か?てな反論で、裁判官も呆れていたでしょうね。
あと少しだな。
ホンマの引導を渡してやるのも。
さてさて。
彼女のご両親に会えるのは、何となく嬉しいし。
治療、頑張らんと。
シルビア、綺麗になって戻って来てくれ~(涙)。]]>
何だか腹を探りたくなる
http://uneyama.exblog.jp/17337660/
2012-12-01T12:45:00+09:00
2012-12-01T12:51:18+09:00
2012-12-01T12:51:18+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
その記事はここなんですがね。
ここの記事、確かによく当たっている面が多い。
よく調べているなあ、とも思える。
例えば、登記のできない司法書士なんていう話も本当です。
うちも使っている専門ソフトは、うちのボスからすれば、まだまだなところもある業界最大手です。
ですが、そのエンジニアたちすら、この記事と同じ愚痴をこぼしていました。
特に、最近、債務整理専門からいきなり相続専門を謳いだしたところがあって。
そこでは、単純な相続登記一つできなかったという有様だったのです。
おそらく、戸籍の読み方や集めるものが分からなかったんでしょうけど、こりゃ確かに酷過ぎる。
なのに、遺言執行なんて謳っていたって、そんなもんできる訳がないのは自明の理です。
さて。
司法書士が登記ができない、という記事は確かにご尤もな話で、そこかしこにある問題です(※登記していたとしても、企業法務の厳しさを知らないヤツも多く、適当な仕事をしといて、後からこちらが尻拭いさせられていた場合もある。それも、相手は気が付いていながら偉そうに高飛車に出て来られたことがあった。ボスは大人しい人やったから事を済ませたが、ワタクシやったら地獄に突き落とすぞ?二度と使ってはもらえまい)。
ところが。
この記事を見ていて、「??」と思ったところもあったのも事実。
例えば、上の記事の図。
確かに、これだと登記は減る一方の感じですよね。
そこで、政府が発表している統計を調べてみました。
(※登記の件数は、申請又は嘱託情報ごと、かつ、登記の目的ごとに1件としてカウント)
…商業登記の傾向が分かりにくいな;;
では、これを個別にしたものがこれ。
…どうですか?
確かにこの記事では下がり続けているし、その傾向も分かるんですけど、このグラフでも下げ止まり始めているのが少しだけ分かるんですよね。
それを無視して書いていたらちょっと不公平。
まあ、23年の数字が上がっていなかったんですから、当然と言えば当然かな。
ただ、この世は全て心象風景。
この世の実勢を洗わず統計も、見方を変えると考え方も変わる訳で。
例えば、債権譲渡登記などは、大体9万件で推移している。ということは、それだけ利用されている登記でもある訳で、司法書士の仕事にもなるか…ならないかもね(笑)。会社で自分でやっちゃうからなあ。
そういうことも挙げないで、危機感を煽っているだけな部分も見え隠れするのはワタクシだけかあ??
何しろ、プロ用のセミナー会社みたいやし~♪
景気悪化が下げ止まりつつあるのは、登記でも分かる。
さてさて?
これを良い傾向と見るかどう見るかは、それぞれの胸三寸だなあ。
ところで。
この統計を見る限り、登記で飯を食えるようになるのは大変。
今は、価格競争も激しいし。
とすれば、その周辺から独自の業務・サービスを作り出さないといけない。
ワタクシたちですか?
一応考えて実行中です。
まだお話しできるほどでもありませんけどね。]]>
引導。
http://uneyama.exblog.jp/17068779/
2012-10-28T09:24:00+09:00
2012-10-28T09:47:57+09:00
2012-10-28T09:47:26+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
予備的請求の趣旨の更正を求められました。
曰く。
「やっぱり『ここ』の部分を訂正して書き直して。」
何故なら。
「いやあ。
このままではね、
『判決文』が、
書きにくくてね~♪
えへへへへへへ♪」
…と、相手方「本訴原告」弁護士に向かって笑っていた。
…勝ったかな。
このようなあからさまな態度と言うのは、普通、裁判官は採らないんですけどね。
この弁護士が書いた、こちらを非難ばかりする準備書面などは、証拠を含めて「こんなものは『読んでません』。」と言って不快がったりしていたしなあ。
次回は、役所にある調査図面を職権で取り寄せてもらう事になり、それをもとに審理して終ったら、どうやら結審のようです。
…相手方弁護士は、座を蹴るようにして法廷から出て行きました。
訴訟の法的な点はともかく、まだまだ見どころ満載の訴訟ですので、最後まで注視していきます。]]>
ノーベル賞の陰で
http://uneyama.exblog.jp/16999839/
2012-10-16T06:44:00+09:00
2012-10-16T06:47:03+09:00
2012-10-16T06:46:31+09:00
uneyama_shachyuu
ニュース
遅れましたが、本当におめでとうございます。
さて。
これほどの研究でも、研究費の確保に苦労され、京都マラソンまでは知らないとダメなんて国、日本くらいなのかな、やっぱり。
勿論、減らしたバカは、蓮舫や枝野というおバカが指導した事業仕分けな訳ですが。
何しろ、「1番じゃないとダメですか?2番じゃダメですか?」などと、事もあろうに国家の、それも国際間競争の科学の分野で言ってしまったバカどもですから。
確かに、会社などで優先順位を決める際、普通にされる言葉ではあります。
しかしね。
国家の科学分野で2番を目指すバカがいたら、是非逢ってみたいもんだよ。
ビジネスレベルで語るべき事ではないんですよ。
第一、企業でも、確かに何でもかんでも予算は投入などしませんが、競争が激しいが将来に繋がる研究開発は、何とか続けているものです。
その優先順位の付け方が厳しいだけで、2番じゃダメですか?などというのは企業でもあり得ません。
当たり前です。
企業だって世界初を目指すのです。
その事を弁えていないから、阿呆にとられるこんな言葉しか出て来ないのです。
元々モデル、レポーター出身の彼女では、ビジネスでの常識にも乏しく、視点が近視眼で戦略は分からないからです。
100歩譲っても、2番以下なんてダメなのは分かっているけれど、今はこの予算で我慢してくれ、というのが筋なのに、ね。
その上、民主党は、一つ一つのプロジェクトには予算を付けましたが、ポストは大幅に減らしました。
ワタクシの友人は、日本に中々帰ってこれません。
ポストが無いからです。
彼は、アメリカに行き、国立衛生研究所を始めとして大学で研究活動を行い、超一流誌にペーパー(論文)を掲載されている研究者です。
しかし、彼は日本に中々帰ってこれません。
昔と違い、研究を日本で行う機会が与えられないからです。
彼は、アメリカにいる限り、おそらくそのまま研究活動を行えると思います。
だって、結果を出している日本人だから。
そうです。
外国人の研究者であっても、その中で日本人の信頼度は押しなべて高いのです。
※言っちゃ悪いが、この点中国や韓国とは正反対と言っても良い程評価が違うのだ。
こうして、優秀な頭脳と根気の持ち主は、日本国外へと流出していく訳です。
日本は、資源らしい資源(すぐに取り出せる資源)がありません。
特にこの国では、特に投資すべきものは、人しかないのです。
教育、研究に投資する以外、何があるというのですか?
子どもが生みやすい環境、そして教育に投資されているならば、人作りには可能性が秘められます。
それをビジネスレベルと同視して、2番じゃダメですか?などというのが馬鹿だというのです。
ワタクシは、あの事業仕分けであのバカたちを見捨てました。
これで、その後彼が苦労することが明確になったからです。
殆どの日本人は、箱物を減らせとは思ったでしょう。教育・研究活動を減らせと言った覚えはない。
まあ、あの蓮舫氏は。
はやぶさの帰還と共に政治生命が終った人。
民主党は使い捨てにしましたね。
自分がバカにした科学の成果によって、自分がバカ扱いされるとは、思っても見なかった事でしょう。]]>
またまたほぼ確定…かな?
http://uneyama.exblog.jp/16816624/
2012-09-15T15:32:00+09:00
2012-09-15T15:40:52+09:00
2012-09-15T15:40:52+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
この訴訟。
ほぼ勝ちは決まった…かも。
今回の訴訟では、相手方は、まず登記をしたから出ていけ!という内容証明を送ってきました。
そして、その後すぐに訴訟提起し、登記を経た所有権を根拠に立ち退き請求(※使用貸借などは成立していないと主張)をしてきました。
これに対して、当方は、まず譲渡禁止の仮処分を申し立てました。
この相手方は、性格・人格上、大変問題のある人物だったので、登記した途端、他のヤーさんなどに売り抜けてしまう可能性があったからです。
そして、この仮処分は通しました。
この仮処分は、相手方の訴訟とほぼ同時に入れ替わるようにして通ったんですな。
※この2か月後、当時、ホンマに売ろうとして活動していた事実が発覚する。
で、口頭弁論。
最初に、登記が偽造書類によるものであることを法務局で手に入れていた登記申請書類から指摘し、反訴の準備があることを裁判官に伝えました。
※これのみならず、今回は、登記という登記を最大限使って相手方の主張を潰していった。
今回、二つの請求を反訴で出していました。
一つは、所有権の確認とそれに基づく表示・保存登記の抹消請求。
そして、仮に抹消が認められないとしても、こちらへの移転登記請求(※登記抹消請求については移転登記のみが認められるとの最高裁判例がある)。
もう一つは、予備的請求として、仮に所有権が認められないとしても、取得時効が成立していること(取得時効の援用)、および移転登記請求。
実は、仮処分の理由は後者のみだったのですが(汗)。
以後、弁護士とはとても思えぬ準備書面のオンパレード。
…思い出すだけうんざりだわ;;
※後に、うちのジジイ(父)は、あまりにもバカバカしい人格攻撃に偏り過ぎて、全く要件事実の主張立証を欠いているため、ヤメ検ではないか?と疑っている。確かに頷ける話だな。
本当は、この訴訟も大変面白いので詳しく書きたいんですけど、ある程度のところで止めておきますが…
うんざりするような書面のやり取りがタマランかったのです。
この弁護士のあまりの稚拙で下手糞な書面にこちらも引きずられたので、腹立って偽造書面の立証によって所有権が証明できない方向へ引きずり込むことに成功。
やり方は、とても簡単。
相手方には証明する能力も資料もないのが分かっていたので、
必殺。
相手方にしゃべらせておいて、
最初からこれを想定して
証拠を集め、
ここぞという時に
相手のウソの主張を切り刻む。
この繰り返しをすることにしたのです。
※訴訟に限らずではあるけれども、これは師の一人である弁護士に習った最も基本的で簡単な方法(笑)。
…何しろ相手にとって登記以外寄る辺なき訴訟だという事は分かっていたので、この手を使い倒しました。
こちらには色々と武器があったから。
今回の訴訟で言えば。
まず、相手の登記の書類を偽造であり、それ以外、相手方の所有権の証明がない状態に持ち込みました。
しかし、それではこちらの所有権も証明できない。
何しろ、建てられたのが数十年前の建物なんですから。
ただ、裁判官は、こちらの最後の反論を取り上げ、相手方弁護士に大変厳しい態度と口調で問い詰めていました。
暗に「原告の癖に、自分の所有権の証明が何もできないではないか」ということを利用して、弁護士に弁論とその態度に不快感を持っていることを表明しているかのようです。
※その後、弁護士が何を言っても正に「けんもほろろ」だった。
そして、依頼人にも、ある程度厳しい態度も見せる。
つまり、このままでは所有権の証明が無いので負けるよ~と。
だ・か・ら!
…と続けて。
裁判官は、
住民票等
と、
占有状況の時系列の説明
を求めてきました。
そして。
言ってる意味、
分かるよね??
…とまた念押し。
…何をかいわんや(笑)。
それを聞いた相手方は、非常に慌てて様々な口を差し挟もうとしましたが、全く相手にもして貰えなかった状態でした。
何しろ、相手方はこちらの主張にホイホイと乗っかって、最初から長期占有の事実も認めていたから(汗)。
公的書類と占有状態の説明、弁論の全趣旨から所有の意思も認めてくれているので、最後の終いにかかったんですな。
この結末は、最初から予想は付いていましたから、仮処分の時に疎明以上の証明に近い形で全力を尽くしておいた訳です。
本来、この仮処分の裁判は、本訴とは別個のものですが、おそらく裁判官はこの資料もよく見ていたのではないかなあ、と思います。
だって。
請求の趣旨の予備的主張の部分に相当補正を求め、「『時効』の文字をこの字の後に入れて!」とか、えらい拘り様だったから。
…大体。
相手方弁護士もね。
仮処分命令が下りた時に、すぐに気付くべきだった。
もし、相手方弁護士がまともだったら、弁論初日に和解も念頭に置いている旨申し出る事案だと思う筈。
考えても見たらよく分かる筈。
大体、家屋明渡訴訟ですよ?
法律構成など滅茶苦茶シンプルなもので、大体訴えた方が勝ちそうな代物。
なのに、譲渡禁止の仮処分命令が下りたくらいなんですよ?
この事実関係、怪しさ満載(汗)。
それなのに、何だか分からん意地ばかり張っていた。
※事実、最後に言うべき事が無いのに『反論します!』って言って書いたのは、相手(ワタクシたちの依頼人)の人格攻撃。そりゃ裁判官に怒られるわな;;
相手方は、こちらの依頼人を大昔から知っていて、どうもコンプレックス(劣等感)を強く抱いてきた様子。
だから、依頼人を陥れて、訴訟でコテンパンにして泣きっ面を見てみたかった、というのが根底にありそうな気配があった。
そういう人だから、こういう弁護士が付いてしまった。
訴訟そのものもそうですが、人間や価値観の勉強になりましたね。]]>
元気でやっております。
http://uneyama.exblog.jp/16751571/
2012-09-04T23:54:00+09:00
2012-09-05T00:00:38+09:00
2012-09-05T00:00:38+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
元気ですよ~(笑)。
来年3月に向けて、やらんといかんことが沢山あり過ぎですね;;;;
さて。
昨日出した個人再生は、今日無事に開始決定~♪
文句を言われそうなところは、全て最初に解説なり上申書なりを差し挟んでおいたので、殆ど何も言われずに開始決定。
う、嬉しい(涙)。
破産もそうだけど、何もケチをつけられなかった時って、この手の手続きでは殆ど無いのが実情だからね;;;;
さてさて。
ここのブログ、使い道はどうしよう…
ちょっと悩んでいるワタクシでした。]]>
まあ~こんな人もおるのが世の中。
http://uneyama.exblog.jp/16118085/
2012-06-23T08:19:00+09:00
2012-09-13T22:29:32+09:00
2012-06-23T08:30:34+09:00
uneyama_shachyuu
司法書士編。
その相続した人が依頼人です。つまり、被告。
相手方は、まあ「その筋」にいたけど、どうも外ではあまり強く出れない小心者の癖に、知っている人間にはとてつもなくデッカイ態度でいる人らしい。
今までは、そうして人を泣かせては威張ってきていた人。
だからでしょうか?
こんなあからさまな犯罪行為(※刑法159条1項「私文書偽造罪」、同161条1項「偽造有印私文書行使罪」、同157条1項後段「電磁的公正証書原本不実記録罪」)を平気でやってしまった訳で。
※このケース…今まで見たこともないほどあからさまな上に杜撰極まりないものだったのよ。相手方は、今までは相手が泣き寝入りしてきたからだろうけれど、自分(と自分が依頼した専門家たち)が作った書類は法務局で閲覧できるということも知らなかった訳で、調べて写真に撮られりゃもう終わりなのだよ(笑)。で、見た書類は…もうお話ししても始まらん程どうしようもない物だった。だってそうでしょ?様々な署名した人たちの名前が違うのに、筆跡が特徴があって同じものが大変多い;;誰が見たって偽造丸出しだった(大汗)。これで世の中通ると思ったのだろうか?
※この訴訟は、割と異例の手続きが取られている。通常、口頭弁論で争っていくものだが、今回は最初の口頭弁論期日の後に2回目から弁論準備手続きが置かれている。それも、次回期日もこれになるという。弁論準備手続きというのは、文字通り口頭弁論の前段階で準備するためのもので、論点や証拠整理、また立証手段などの選択をあらかじめ行っておくというもの。それほど大したことは無い明渡訴訟で行われるというのは聞いたことがない。それだけ、裁判官の重要視する態度が明らかというもの。
この訴訟、まず最初に気にかかったのは、登記が自分にあるのを利用してヤーさんに家を叩き売られ、原告が途中で入れ替わる事でした。ワタクシは、むしろこれが目的ではないのか?を最初に疑いました。うちのジジイも依頼人も、これを聞いて確かにそうだと思った。
そこで、譲渡禁止の仮処分を申し立てたのでした。
仮処分(命令)というのは、前もって権利関係などを仮に固定しておく民事保全法の裁判です。これで、仮に相手方が売買を行っても移転登記は免れます(正確にはしてもこちらに対抗できない)。
この手続きを行うには、本訴訟でもこちらが主張する(筈)の理由を※『疎明』する必要があります。
仮処分は、ちょっとだけすったもんだはありましたが、割とすぐに素直に認められ、これが、後々効いてくることになりました。仮処分が認められた訴訟であれば、やはりその処分命令の理由が認められたことにもある程度影響を受けざるを得ないからです。
※疎明とは、裁判官に「一応確からしい」との心証を与える程度の証明活動のこと。これに対して証明とは、裁判官に「間違いないな」と確信を得さしめる証明活動のこと。
※なお、有名な楳図かずおの自宅問題がある。当時の事については、こちらとこちらとこちらを参照。
我々の依頼人(被告)は、答弁書の段階で偽造の事実を挙げ、さらに反訴も提起しました。第一回口頭弁論の時に既に反訴提起を裁判官に言ったところ、大変驚いておりましたが、相手方弁護士は、全然驚いていなかった様子です。さすがに弁護士として、答弁書を見て危険を感じていたのでしょう。
そして、弁論準備手続きの期日では、裁判官は、論点を整理し、おそらく原告には立証は難しいだろう(被告も難しいけど)と言い、特に依頼人の反訴について立証を促している様子です。
裁判官は、反訴状と本訴の答弁書、準備書面、提出証拠を大変よく見ていました。「この反訴で大体の事は分かりました」と言っていましたから。反訴状の中の表現で一部訂正の釈明はありましたが、それ以上の訂正などは全くなし。次回期日で終わりなんてことは絶対しない、どんなことが必要か、何を出したいか、時間をかけて構わないから何でも言ってほしいと言われております。
相手方弁護士は、かなりふてくされている態度です(※第一、言われた期日までに準備書面も反訴答弁書も出しては来ず、ギリギリに出してくる有様だった)。
…正直、全く予想もしていなかった展開です。
さてさて??
最後はどうなることやら????
※主張立証内容に関しては、現在のところ伏せておきます。
追伸。
あ~、彼女とは仲良くやっていますよ。
後9か月もしたら、お互い色々な準備が済みますね。
今日は、またまた映画と買い物に行って参ります。
買い物は…いつも持っているカバンを何とかして;;という苦情の為です(笑)。]]>
大変長らくお待たせしております♪
http://uneyama.exblog.jp/16017530/
2012-06-09T13:22:00+09:00
2012-06-17T01:04:08+09:00
2012-06-09T13:24:12+09:00
uneyama_shachyuu
小人閑居
大変長らくお待たせしております。
大してネタがないことに加え、違う事も山積しておりますので。
…確かに面白そうなネタもあるんですけど、それは、最後まで結末を見て片付いてから。
今まで通り、こちらもブログを一応再開しようと考えております。
さてさて。
今までは、必ず一月に一度は、何かしら記事をアップしていたのですが、昨年一年間は、どうしても色々あって気が乗らず、書かない日々が続きました。
書かない月まで出ていたものです。
ここを始めたのは、今から7年前。
ワタクシ、まだ30代でありました。
♪親の不始末 子の難儀~ どないせっちゅうねん~!♪
…とは、じゃりン子チエの主題歌にありますが、ワタクシとしては、この歌詞通りの人生の7年間でした。
正確には、昨年の12月、この全ての区切りがついたところなのでした。
家族の不始末は、これにて終了です。
で。
その後は、ワタクシ、何をして良いやら分からなくなってしまったのです。
そんな時、彼女が会話の中で期せずしてヒントをくれた訳です。
このヒントを貰った時、初めてし残していた事に気が付きました。
それが、結婚でした。
まあ、後は前回紹介したみんカラにアップした記事にある通りに事は進んだんですが…
まあ、プロポーズの時の彼女のビックリした顔は、多分忘れられないでしょうね。
ホンマ、ビックリしていたから。
…ただ。
ビックリしていた訳の一つには、ワタクシにも大きな衝撃が…
何故なら…
当の彼女も似たようなものでしたが、
オマエが結婚だと?!
ウソだ!!
ありえへん!!
何かの間違いに決まっている!!
という反応が、周囲に数多現れる結果となったからです。
オイ;;;;
皆さん、どついてもええですか?!
…という感じです(笑)。
まあね、彼女も「結婚を捨てている人やから、言ってくれるとは思わんかった;;」と告白したくらいなので、丸で川藤(幸三)が松坂(大輔)から4打席連続ホームランを打ったくらいの確率扱いをされるのも当然なのかもしれませんが(涙)。
とりあえず、公私共に色々な事がスタートしています。
まだ発表できるものは少ないのですが、前向きに生きておりますよ~。]]>
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