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立て続けに合格!

ふ~。

実は、一般的に、そして社会的には、認識として増えているのではないか?と思われている自己破産ですが、調べて見ると、一昨年までの情報では、かなり減っている(4年前20万件以上、一昨年では12万件代)んですよね。

多分、任意整理が浸透したことが原因ではないかなあ…と思います。

これに対して、小規模個人再生(※個人向け民事再生の一方式。自営業者などを念頭に置いているが、実際は8割近くがサラリーマンと聞いている)は、年間2万件で横ばい状態が続いているらしい。

でも、現実には、うちへの依頼は両方とも増えているんですわ。

で、です。
この一ヶ月…というか、この二週間で、立て続けに2件を同時廃止で終了させました。

昨日出したものは、即日同時廃止が決定~♪

いや~。
疲れたけれど、すっきりした。


今回の場合、やはり丁寧に書いたけれど…

いえね。
免責不許可自由に当たることという欄があるので、やはり丁寧に、正直に書くんですけど…

…今回分かったのは、ど~も金額よりも用途によって、口頭審査(審尋)と書面審査(による同時廃止)とが区別されているようだと感じました。

というのは。

今年通した中には、マルチに引っかかって50万円(と高くて有名なダイビング・スクールで300万円)というのを書いたら、このマルチというところを指差されて、その場で審尋だと言われたし、今回は、テレビや冷蔵庫その他家財道具一式で120万円以上と書いたからどうかな??審尋??と思ったら、一部訂正すべき部分を指摘され、それをしたら「同時廃止です」といわれて終了…

今回は、とにかく書記官に突っ込まれそうなところを考えて、本当に丁寧に作ったら…

その意図が分からずに勘違いの指示

…という結末もありましたが(笑)、とにかく問題なく通りました。


さてさて。
今週は、ジイ様の入院もあるので、まともに仕事が出来るのは今週は終わりなんですよ。

しわ寄せが来るなあ~。
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by uneyama_shachyuu | 2009-07-28 22:39 | 司法書士編。

ある日の大阪地裁第6民事部

大阪地裁第6民事部といえば…

通称破産部と言われる部署です。

ここでは、破産と民事再生、会社更生などが行われます。

この部署がある第2別館という建物は、元々大阪弁護士会があった建物です。

今は、幅広~い、それでいて奥行きが何故かヒジョーに浅~い大阪弁護士会の新館が新たに建てられた為、旧会館は、そのまま裁判所の建物になりました。

大阪弁護士会館

※総工費何と50億!!(※一説には65億円とも)この新館のお陰で、当初聞いた話では、登録弁護士一人当たり数百万もの借金をする計算になる、という試算を聞いたことがあった。現実、今の会費は、年額で約50万円(※連合会費込み)。この年額50万円は、他の会と比べて異常に高い訳ではない。しかし、その他、大阪会を通すと、あらゆる名目でびっくりするくらい手数料が引かれるという。実際、大阪会での廃業理由の第一位は、「会費が払えなくなったから」だそうな。ところで、連合会というのは、弁護士会だろうが司法書士会だろうが、言い方は悪いが、ヤ○さんの上納金制度にとても似ている(笑)。つまり、各都道府県にある会が、会員から自分の会費と連合会費を徴収し、連合会に収める形になっている(分けて徴収というところもあるようだが、多くはごっちゃにして一括して『上納』している)。参考にした…訳ではないだろうが(笑)。今、大阪司法書士会の方でも、現在の会館建設・維持費徴収について裁判になっている。どうやら大阪会の方が負けたらしい。確定はしていないが。裁判を起こした人が、どうも司法書士を辞めて弁護士になり、最初にやった「仕事」が、「いらん会費を返せ!」という裁判だったらしい。会館の使用料と考えれば、それほどの金額でもないのだが…散々仕事をしてきた資格の登録会に、後ろ足で砂なんかかけない方が賢いようにも思える。

…ううむ。脱線してしまった。
会費問題は、どこもかしこも切実な問題になっているので…


とにかく。
この旧弁護士会館である第2別館は、正に、大阪倒産事件の本拠となっている訳です。

で、です。
第2別館の5階が破産担当で、6階が民事再生・会社更生担当となっています。

※ちなみに、予納などは2階で行う。銀行の窓口のようになっている。但し!12時から1時まで、しっかり扉を閉めて締め出し、優雅に昼食なんぞ食いやがるので、注意が必要。ワタクシも、これにギリギリ引っかかって午後に収めに行った事がある(怒)。腹が立って事務所に戻り、昼飯を食べ終わった頃に、書記官から「どうしました?領収書の提出が遅れていますが?」と電話で言われたので、「2階の昼飯で締め出されましたけど、何か?」と言ったら、何故か爆笑していらした。笑うところなのか?(汗)

裁判所 庁舎平面図(第2別館)


さてさて。
先日、個人の自己破産(勿論、『同時廃止』)を申し立てに行った時の事。

もうね、いっっっっっっっっっっっぱい待たされている訳ですよ。ハイ。

というのも、提出日は、7月14日の11時

…大阪の業界にいる人なら、大体分かると思いますが、大阪地裁への破産の申し立てというのは、色々理由があって、15日と30日(31日)が最も混雑する日なんですよね。

だから、この5階の扉には、わざわざ「おいテメエら!15日と末日(月後半の5飛び)の申し立ては『なるべく』やめんかいっ!」と丁寧な言葉で書いてある紙が貼ってある『筈』なんですが、扉は開けっ放しで、その紙が見えないので、いつも「意味ないなあ」と思って見ております(笑)。


で、です。
大阪地裁本庁の同時廃止は、現在、即日書面審理・即日方針発表という原則になっています。

つまり、提出したら、書記官の書面チェックが終了して『お言葉』を賜るまで待たなければならない訳です。

尚且つ、申し立ては午前中のみと決められているのですから、昼前の混雑は日常の数倍になります。


で、です。
ワタクシの場合、「追って『お電話で』お知らせ致します」と言われて帰る事が多い。

去年の秋など、朝一番に出しに行ったのに、「いや~、実に『丁寧に』陳述書を書かれているので、チェックに時間がかかりそうなんですよ」と言われて帰った事もあったのです。

その後、3日たって、やっと「○○と陳述書にありましたが、それが後日どうなったのかについて報告して下さい」と知らせが来て、報告書を出したら即日同時廃止決定が出ました。
…まあ、ほとんど要らないんじゃないの?と思えるほど分厚い申立書一式になっていることが原因のような気もしますが、それだけではありません。

原因は、それこそ裁判所にあるんです。

※事実、大阪地裁堺支部に提出に行ったら、「…これ、2件分ですか?」とうんざりされたことがある(勿論1件分)。


最初の頃、裁判所に破産申し立てを行うと、それはそれは事細かな激しいツッコミをされ、訂正や余分に書類を提出したりして、かなりの手間をかけることを経験しました。

場合によっては、人格を否定されるかのような言い方をする人も多くいます。

で、そんなツッコミを何度も受けていると、ただ腹が立つだけではなく、裁判所(第6民事部の書記官)が何を注意して見ているのか?が分かって来ますから、二度とあんな指摘を受けたくないので、最初から事細かにチェックして、その説明になるものなら何でも添付し、陳述書の中に書き込んで置く訳です。

大阪方式の書面には、チェックリストというものがあります。その中にも、裁判所が最低見て欲しいと考えている視点が書かれているので、それを上回るよう、先回りするよう、必要だと思ったら、何でも丁寧に書面を付けて陳述する癖がついてしまった…という訳です。

しかし、これは、依頼人にとっては不審を持たれる事が多いです。

「何でそんなものまで?」と言われます。

しかし、大抵、その書面や証拠まで提出すると、裁判所で「ここの説明があったし、証拠があったので、もういいです」と言われることが殆ど。後で話すと、納得してくれます。


で。
先日の場合。

その日の夕方。

目出度く同時廃止決定となりました。

ワタクシとしては、ツッコミどころが見えていますし、修正が当たり前という感覚がありますから、「○○の点はいいですか?他に修正箇所や提出するものはありませんか?」と聞いたところ、その書記官はおっしゃいました。

「いえ、ちゃんと陳述書にも指摘がありましたし、証拠もありましたから。いえいえ、厳格にやっちゃうと管財ですけど、このケースで管財なんてもうねぇ…ぜひ、同時廃止でさせて下さい!

…あれ?
同時廃止を希望して申し立てたのはワタクシたちの方ですけど、『させて下さい』って??(笑)


※2階で締め出されたのは、昨年末に出した時。この時、午後に書記官にお電話を頂いたら、「これ、予納を済ませて頂いたら、同時廃止でいけそうです」というご回答だったので、予納を済ませ、ワタクシとしては、正式な発表を待っていたけれど、全く無し!一ヶ月経って、「何で決定書を取りに来て頂けないんですか?同時廃止でいけるって言いましたよね?」とお電話が(汗)。「いえ、『いけそう』というお話で終わっていたので、正式なご回答をお待ちしておりましたけど??」と言ったら、書記官は相当慌て、そして笑い出した…まあ、自分の発言をちゃんと思い出して正直に「そういえばそうでしたねぇ」と言っていたから、笑って誤魔化すしかなかっただろう(笑)。あの時は、陳述書に書いていた事情に合わせて、何でも付けて提出し、指摘を一つも受けなかった珍しいケースだった。「実に丁寧な陳述書」と言われたのは、60代の方の自己破産をやった時のこと。とにかく、ほぼ30年分もの間の借金の事情を陳述書で丁寧に書いたら、通常の3倍以上の長さになったしまった(汗)。案の定、完全に調べるのに3日以上かかったが、全部調べた上で、ちゃんと財産に関わる一点をついてきた。報告書で「ウン十年も昔だからもう分からん!」って書いたらそれで通ったっけ(笑)。実際、「もう分からん」かったのだから。

※大阪地裁で一番五月蝿いなあ…と思ったのは、何と言っても銀行通帳。とにかく、給与以外で50万円以上の出入りがあったら、片っ端から指摘され、全ての箇所の理由を明らかにするよう要求される。こういうケースの場合、正直に言わないと管財にするぞ!と半ば脅される。他人の生命保険の証書まで出させられたことがあったなあ。だから、ワタクシは、このような記載があったら、どれだけ嵩張ろうが、残っている証拠(のコピー)を全て付けて、「○○銀行の○○番の通帳の何行目のもの」と書き、事情をなるべく詳細に書いた上で出す事にしている。こういうことをしていると、ワタクシの申立書は、かなりの分厚さになってしまう訳。

※大阪地裁堺支部に自己破産を申し立てた時、半月経っても何も言って来なかった事があった。電話して見ると、何と!「まだ読んでません」と言われてしまった…実は、大阪地裁堺支部は、日本一の繁忙庁と言われている。事件数がべら棒に多いのに、裁判官を含めた全ての人員が足りないのだ。そんな中、大阪地裁堺支部は、今年1月、新しい庁舎に移った。まあ同じ敷地内にある訳だが、今度はかなり大きなビルになっている。ただでさえ異常に忙しい支部が引越しすれば、業務が止まってしまうのは当たり前というもの。それなのに、そんな忙しい裁判所の移転した直後に、ワタクシは申し立てたのであった(汗)。しかし、その後、事細かな指摘に対する回答と本人直筆の反省文を要求された。読むところはちゃんと読みこなしていたのだから、やっぱり有能だわ、堺支部の書記官は。本人の反省文は、おそらく、日本一の繁忙庁の裁判官が口頭審尋をするヒマが無いから、相当の事でもない限り、こうやって済ませているのではないかなあ、と思った。本庁だったら、このような場合、間違いなく口頭審尋で油を絞られただろう。

※とにかく、書記官は、資料の読み込む力が高いので、手続きを穏便に済ませたければ、誤魔化すより徹底して正直に答えることが重要だとつくづく思う。それが、解決への最短の道だと感じるから。



ただ、気になるのは、自己破産と個人再生の相談が激増している事。

世の中、大変になっている。
特に、6月危機と言われる、ボーナス激減で家のローンが…というのは、本当に多く相談がありました。

これからは、頭金を必死に貯めてから、ボーナスに関係ない支払いをするローンが大切だと、つくづく思いました。


…しかし、その一方。

やっぱり、お一人で2000万円に迫る過払い金(1社だけで1000万円も)なんてケースも来ているので、金融の世界って、これからどうなっていくんだろう…と考えてしまう今日この頃です。
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by uneyama_shachyuu | 2009-07-23 22:19 | 司法書士編。

またまた開いてしまいました;;

またまた開いてしまいました(汗)。

ジジイは、最後の手術(人工肛門を閉じる)を7月31日に受ける予定となりました。

これで、治療の主だったものは終了で、今後は、体調がついていけるように慣れていくことがメインになります。

やれやれ…


さてさて。
今、皆さんはどんなパソコンを使っていらっしゃるのでしょうか?

ワタクシは、古~い、旧~~い2002年あたりのセレロン(370ソケット)1.3GHzの自作機でした。

姉夫婦のパソコンが、2006年ごろにたまたま※マザー・ボードがコンデンサの液漏れで使い物にならなくなったものの、使われていたCPUとかメモリは無事で、姉達のパソコンも作り変え、しかも、当時でも旧くなっていた、このCPU用にマザー・ボード・メーカーがボードを再供給していた時期にぶつかり、見事復活したのでした。

当時は、これまた旧~いIBMに無理やりWin2000を入れて使っていたので、これ幸いとXPに乗り換えることができました。



※台湾製マザーには、当時粗悪なコンデンサが使われていることが多く、コンデンサが腐った缶詰のように膨らんだ上に液漏れを起こし、使い物にならなくなるトラブルが結構あった。当時は、このようなマザー・ボード・メーカーを使っていたメーカーたちのパソコン、特にDEL○とかSO○ECとかは、丸でタイマーでも搭載しているかのようにパーになる原因の一つだったように思える。まあ、当時のIB○でも同じような事が起きていて、マニアは日本製のコンデンサに一つ残らず打ち換えるなどという荒業を使っていたもの。



でもねぇ…
ワタクシ、姉たちのパソコンの異音しまくりのハードディスクまでメインドライブ(これ以外にもう一台ハードディスクを取り付けている)再利用していたんですよね(笑)。

よくもまあ3年ももったもんだ。
さすが、IBM(現在は日立)だわ。

「異音がすると普通じゃない音がするようになる」とは聞いていましたが、確かに凄い音←それでも使うとは(笑)。

しかし、このようなハードディスクであったので、PIOモードという恐ろしく遅い転送モードでしか繋げることが出来ず、ホンマ、困っておりました。


そんな時です。
システムの変更で、全く使わなくなっていたパソコンとプリンターがありました。

専門ソフトを使っていたのですが、やはり今時ですねぇ、それのバージョン・アップで、いわゆるクラウド・コンピューティング・システム(早い話が、サーバー内にデータもソフトも全部置いてあるタイプ)が出てきていて、ワタクシ、お話を頂いて5分で契約(※最短だったらしい(笑))、パソコンもそれに換えてしまったので、使いようがなくなっていたのです。

※実は、システム上、パソコンは本当は何でも良いのだが、リース契約で漏れなくついてきてしまった(笑)。

…リース料を払っていただけだわな。

で、です。
リースの終了とともに、一ヶ月○万円でリースを続行する??などと聞いてきたので、即座に「タワケ者!とっとと引き取りに来い!」と連絡しました。

しかし、あちらさんは、お願い!買い取って!!と言って来たのです。

…当たり前やわなあ。引き取り料がバカにならんもんね(笑)。


実は、うちの仕事では、あの「カチカチカチカチカチ!」というドット・プリンターは、非常に使えるものなのです。

しかし、業務用は高い…

そこで、交渉して、去年、全く使わなくなっていたパソコンとドット・プリンターをリースの終了と同時に買い取りました。

ええ、そうですとも。
渋ったけど買い叩きました(笑)

今でも製造されているプリンターはほぼ1万円(しかも、殆ど使っていなかった)でしたので、パソコンは、ほとんどタダ(5千円)でしたね(笑)。

そう、プリンターが欲しかったのです。

ただ、使い道が他に無かったことや、設定する時間が無かったので、しばらくは、ワタクシの業務・債務整理専用封筒印刷機となっておりました。

…このリース料、数百万はするものなので、世に二台とない超高価な封筒印刷機と言えましょう(笑)。


FLORA 350W DE2


しかし。
このパソコンは、Pentium4・2.4GHz(FSB400MHz。478ソケットのいわゆるノースウッド・コア)という、捨てるにはちょっと勿体無いCPUを積んでおりましたので…

…つい、改造意欲がムラムラと沸いてきてしまいました(笑)。

いえ、ワタクシの使用では、十二分の処理速度なんですよね。

3Dゲームなど全くしないし、テレビの録画なんてのもしませんからね。


まあ、メモリが1GBまでしか積めないのは痛いですが、それは致命的でもないでしょう。

ワタクシの環境では、1GBでも十分な動きをしてくれますからね。

しかし、このパソコンには、圧倒的に大きな二つの問題を抱えておりました。


一つは、グラフィック専用ソケット(AGPxX)が無い事

何とPCIしかないのです。

つまり、この時代のチップセット搭載のグラフィック機能に依存し、しかもメモリを食われるしかない状態なのです。

…まあ当たり前か。
ビジネスモデルなんだから、3Dゲーム何でも来い!なんて仕様は愚の骨頂だもんね(笑)。

で、メモリを食われるのは腹が立つので、これについては、いわゆるメーカー物にPCIしかないモデルが多く出回っていたことに目を付けたボード・メーカーから、PCI用グラフィック・カードが出ていたので、今回は、使いやすそうなもの(簡単に言えば、最初なんだから玄人志向のものはなるべく避ける)を選んでみました。


PCI8600GT


次に、これは最大の問題なんですが、いわゆるBIG DRIVE問題を抱えている事です。

つまり、ハードディクスを最大137GBまでしか認識しないモデルなんですよねぇ(汗)。

これは、本当に難関です。

というのも、今は、IDE(ATA100・133)用には、あまりジャスト・フィットの容量のHDDが出ておらず、時代はSATAⅡ(SATA300)に移っているからなんですね。

で、ですね。
ワタクシとしては、あまり気は進まなかったのですが、PCI用ボードで対処することにしてみました。

昔は、今でこそあまり使いませんが、SCSI(スカジー)などでRAID(※簡単に言えば、数台のHDDを一台として認識させるもの)を組むなんてのがありましたが、そういうのは不安定だったんですよね。慣れないと。だから、本当は避けたかったんですけど、ワタクシは、店頭で、PCI用SATAボードなどを見ていたのを思い出し、それに賭けてみる事にしたのでした。

で。
色々と調べた結果、この手の商品は、実は相当数に及ぶことが分かってきました。

今回は、数あるなかで、IOデータ製を選びました。


ESA-PCI2


この商品は、SATAではなく、eSATA専用です。

つまり、外接ドライブを念頭に置いたものです。

ですが、これを選んだのには、大きく三つの理由があります。


一つは、このパソコンは、ドライブを内臓させるのに拘るのは、かなり痛い目に遭いそうだからです。

ワタクシも、本来ならば、一台分は内臓スペースがあるのだから、SATAボードで内臓させ、一台はeSATAで外接させるという手を考えていたのです。

しかし、このパソコンは、設計上、非常にマズイことに、何とCPUクーラーの真上にHDDを置いているのです。

…アホらしい。
HDDには熱は最大の敵です。

※実際、ドライブが相当熱くなることが分かった。

また、SATAもeSATAも、システム上は全く同じようにドライブとして認識されるので、別に内部にHDDを置く必要は無かったのです。

ですので、NOVAC製はい~るKIT USB/eSATA CooLという外接ドライブ用ケースに日立製HDD(1TB)を入れ、メイン・ドライブとして使うことにしました。また、来週に同じものを購入し、もう一つのドライブを接続する予定です。

問題は、内部電源を使用しませんので、パソコンの電源を切ってもHDDの電源は切れません。事務所には連動電源タップが余っていましたから、そこで、これを使って、パソコンの電源に連動するようにしました。


二つ目に、接続ドライブをブート・ドライブに出来る(※ウインドウズを入れることが出来る)からです。

これが出来ないと意味がありませんもんね。

SATAポートのみならず、外接用にeSATAポートを持ち、しかも相互に排他性を持たない製品もあります。しかし、ブートはできない…などのものは結構あります。

実は、この手の商品も、工夫すればブートさせることも可能な場合もあるんですが、それは後述します。



三つめに、このパソコンに対応していることを明示している唯一の製品だったからです。

調べてみると、後で述べるように、この手の商品は、安定して動かす為に非常に気を使わなければならないシステムで、なるべく安定させて使うには、まずはメーカーがある程度は動作を保障してくれないと困るんですよね。

後述しますが、これ以外は、出したら出しっ放しのものが結構多く、自分で何とかしなければならないものばかりに思えました。


今回の改造するパソコンは、実は、ワタクシが自分の部屋で使う、事務所の戦略を練る為のパソコン(通称『銭を生むパソコン』)で、しかも事務所に勿体無いゴミを出さず、しかも費用は最低限…という改造コンセプトがありました。

ですから、あまり評判が良からぬ製品は除外した訳です。


※元々IOデータは、ワタクシとは相性が良かったというのもある。今回、DVD-RAMドライブも購入したが(NECとソニーの合弁会社製。あまり品質は信用していない(笑))、それもIOデータのものにした。添付ソフトが使い慣れたB’sレコーダー9だったからというのもあるけれど、何しろ安いし(笑)。ついでに、キーボードもMicrosoft Natural Ergonomic Keyboard 4000に。それにしても、今のネット通販は凄いねぇ。僅か一週間の間に、何でも揃ってしまった。それも、近くで買うよりもずっと安くて良い製品が買えるんだから。



さて。
ここまでの改造で、既に電源を使い切っている状態で、まともに起動しない事は目に見えています。

で、筐体の中には入りませんが、カッコは悪くても、配線丸出しの外置きを覚悟すれば、安い電源を買う事は可能ですから、電源問題もクリアしました。


で。
配線後、最大の難関が…

そうです。
ブート・ドライブ設定です。


今回のメインのシステムですが、本来、パソコン本体のBIOSでHDDを認識するのに対し、今回のシステムでは、PCIボード上に新たにBIOSを設け、そこにHDDを認識させ、パソコン本体のBIOSはPCIボードを認識し、そのBIOSの認識に依存するため、HDDの直接の認識問題から開放されるようになる(PCI上のBIOSに『押し付ける』)というもの。

だから、HDDがどれだけ積めるか?は、パソコン本体のBIOSではなく、PCIボードのBIOSにおんぶに抱っこになるため、BIG DRIVE問題は解消されます。


と、このシステムならではですが…
前述の通り、この手の製品は、安定して使う為には、ある程度の小細工が必要です。

ワタクシの場合、ブート・ドライブを作成するところまでは、実は大して苦労しませんでした。

しかし、そこからは、XPの自動的再起動のオン・パレードでした。

※XPには、このような再起動を自動的に行うシステムが組み込まれている。

ワタクシには、原因は薄々分かっておりました。

だって、増設や組み立ての基本であるパソコンのBIOSを最新にする事を面倒だからとサボっていたからです。

IOデータにも対応OK!とあったし、BIOSの書き換えも、他のモデルならちゃんと注意していたし…と思っていたからでもあるんですけどね。

で。
日立のサイトを調べて、ダウンロードしようとしたところ…

…笑ってしまいました。
やはり、基本は守るべきだ!と思いました。

だって、BIOSの説明に、しっかりと、「拡張ボードを使用すると、ページ違反や例外エラー等Windowsが不安定になることがある現象を 改善」とあったからです(汗)。

…BIOSを書き換えると、たちまち安定して動くようになりました(笑)。


ところで。
この作業は、ここではまだ終わりません。
今回のシステム上、二つのBIOSがあるからです。

そこで、IOデータを調べてみると…
今回買った製品は、同社の説明だと最新のドライバ・最新のBIOSです。

しかし、この手の商品は、殆どが、シリコンイメージ社のチップセットとBIOSを使っています。

だから、ここまで調べておかないといけない筈です。


…で。
調べてみると、またまたありましたよ、致命的な欠陥が(汗)

説明では、複数のドライブを繋ぐと、ブートしなくなるかも…だと?!

…BIOS導入決定♪

ついでに、ドライバも最新にしました。

基本的でとても大切なのは、とにかく、あらゆるBIOSとドライバーを最新にする事です。





この手の商品は、選ぶのが難しい…というのは、正にここです。

メーカーが胡乱で面倒くさがりだと、商品が最初からまともに動作しない可能性が高いんですよね。

だから、わざわざ使用しているチップを調べて、自分でドライバとBIOSを書き換えることができなければ、使うことは控えて買い換えた方が良いのではないか、と。

また、「ブートはできない」と謳っている製品も、その半数は説明で「BIOSの書き換えでできるようになるけれど自己責任でね♪」とあるから、自分で何とかできれば、安定して動かせるようになると思います。

※バッ○ァローのように、本当に出したら出しっ放しというメーカーもある。しかし、ここの製品も最新のBIOSとドライバできちんと動くようになるらしい。しかし、メーカーとしての態度はいかがなものか?と思う。今回、他メーカーは使わなかったのは、慣れない作業だから、最初は冒険したくなかったのと、全ての条件がピタッと嵌ったことだった。なお、玄人志向は、製品は安いが、この手の作業が軽~くできる人を前提としているので、動かせなければ最悪を極めることになる。




最後になりましたが、実は、今回のOS環境は、虎の子で持っていたWindowsXP・SP3・DSP版で作成せざるを得ませんでした。

というのは、まず、元々のリカバリー・ディスクは、初代XPのまんまなので、SATA(Ⅰ)はOKでも、そもそもIDEとSATAは作成するセクタに違いがあるので使い物にならない可能性があったのですが、SATAボードを付けずに、いざIDEで繋いで見ると、環境が違いすぎてXPがスタックしてしまったからです。

…やれやれ。
またXPを買わなければ…


そうそう。
何でここまでしてXPマシンに拘ったか?というと…

二つ理由があります。

一つ目は、法務省のオンライン申請システムの殆どは、いまだにXPを主体として考えられているからで、最近でこそVistaのサポートが始まったけれど、つい先日までは、完全にXPのみだったんですよね。

ですから、XPがなければ、ワタクシたちの仕事は本当に頓挫するところまで影響が及ぶんです。


二つ目は、サイトのデータがフォントの問題で全ていじれなくなってしまうからです。

これは、ワタクシの商売の師匠・あきんども経験しており、Vistaがどうしても使えなかった最大の理由なんですよね。


ですから。
改造費から言えば、新しいパソコンが買えても、使用目的から言うと不必要だし、大体、そんな中途半端な製品では満足しないワタクシですから、オタクの欲求丸出しで買いますし、そうするとBTO機のXPでも最低30万円(※モニタは勿論、キーボード・マウス・オフィスソフトを除いたもの)はかかってしまう計算です。

…だから勿体無いんですよね。



とにかく。
パソコンは完成しました。


見る影もないほど変わり果てた姿ですが…

※「アキラ」にでてくるような、ゴデゴテの配線の化け物&穴だらけの機械になってしまった(汗)。
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by uneyama_shachyuu | 2009-07-19 16:56 | 小人閑居